工作好きな子どもにおすすめなのがストローを使った工作です。ストローは柔らかく扱いやすいことや、百均等で手軽に購入できるため、幼児から小学生くらいまでの子どもの工作にぴったりです。ここでは、そんなストロー工作のおすすめ10選をご紹介します!
ストロー工作ってどんなもの?
普段飲み物を飲むときに使うストロー。細長い筒状の形状は、飲み物を飲みやすくしてくれます。そんなストローを使った工作とは、どんなふうに行うものなのでしょうか。ストローの使い方別に見ていきましょう。
切る
一般的なストローの長さは20㎝ほどです。まっすぐな物もあれば、飲み口の近くで折れ曲がるように蛇腹になっている物もあります。短く切ってビーズのようにしたり、工作の部品に必要な長さに合わせて切ったりします。
1回切りでハサミを使えるようになる3歳くらいになると、ストローも紙と同様に切ることができるでしょう。ただし、紙を切るのとは感触が違うため、ストローは慣れないと切りづらいこともあるかもしれません。子どもの場合はしっかりと側で大人が見守るようにしましょう。
切り開く
筒状になっているストローを縦に切り開くことで、部品を固定したり、新たな動きが生まれたりと、工作の幅が広がります。
切り開く際には細長いストローを切ることになるため、注意が必要です。大人が先に切っておく等、子どもがケガをすることがないように事前によく計画してから工作に取り組みましょう。
ストローの空洞にひも等を通す
ストローは筒状になっているため、その中にひもや糸、毛糸等を通すだけでも楽しい工作になります。子どもの遊びにあるひも通しと同じように、集中して取り組むことができるでしょう。そのままアクセサリーにしたり、モビールにして天井から吊るすのも素敵です。
空気を吹き込む
ストローの先に切り込みを入れてシャボン玉液を付けて吹き込みシャボン玉を作ったり、紙に水で薄めた絵の具を垂らしたものにストローで息を吹きかける吹き絵にしたり、空気を吹き込んで遊ぶととても楽しいですね。
その他にもストローの先に袋等を取り付けて、ストローに空気を吹き込むと袋が膨らんだり、動きが生まれたりと、とても楽しい工作になりますよ。
つぶして編む
ストローの多くがポリプロピレンというプラスチックの素材でできています。とても薄く軽い素材のため、簡単につぶすことができ、つぶすことで工作の幅が広がります。つぶしたものを編んでいくと強度も上がるため、入れ物を作ることができます。
おすすめストロー工作10選
ストローは簡単に形を変えることができ、アイデア次第でいろいろなものを作ることができます。ここではストロー工作のおすすめ10選をご紹介します。
ストロー工作①ストロー笛
【用意するもの】
ストロー(ストローはタピオカジュース用の太いものがおすすめ)
はさみ
セロハンテープ
ストローを長さをバラバラに切ったものをテープで横につなげると、ストロー笛の完成です。長いものは音が低く、短いものは音が高くなります。吹き口と反対側のストローの先をつぶして切り込みを入れたり、テープで塞ぐとまた違った音が出てきます。いろいろなストローを用意して音の出方や音の高低を楽しみましょう。
ストロー工作②飛行機
【用意するもの】
ストロー
色画用紙
セロハンテープ
色画用紙を1.5×15㎝、1.5×30㎝に切り、それぞれ端と端を合わせてテープを貼り、大小の丸を作ります。ストローの両端に先ほど作った丸い画用紙を貼り、完成です。
「こんな簡単なもので飛ぶの?」心配になるかもしれませんが、紙飛行機を飛ばすように飛ばすと、ふわりと飛んでいきますよ。飛ばすときの力加減、角度等を試しながら楽しく遊ぶことができます。
ストロー工作③おばけ
【用意するもの】
ストロー
ビニール袋
セロハンテープ
油性ペン
ビニール袋に油性ペンでおばけの顔を書きます。ビニール袋の口をセロハンテープでストローの口に隙間なくとめて完成です。ストローから息を吹きれると膨らみ、吸うとしぼむお化けになります。絵柄を動物に変えてもかわいいですよ。
ストロー工作④ネックレス
【用意するもの】
ストロー(いろいろな模様、色を複数)
ハサミ
ひも
ストローをハサミで細かく切っていき、紐に切ったストローを通しています。ネックレスになるくらいの長さになったら紐を結んで完成です。ストローの間に色画用紙で作った飾りを入れたり、いろいろな色のストローを用意したりすると変化が出ますね。
ストロー工作⑤パタパタちょうちょ
【用意するもの】
ストロー
色画用紙
ハサミ
ペンやシール
色画用紙を半分に折り、ちょうちょの形を書いて切ります。切り取ったちょうちょの中心部分の軸を1センチほど90度に折ります。ちょうちょを開いてシールやペンで模様をつけます。
ストローの先を1㎝ほど切り込みを入れておきます。ちょうちょの模様が書いていない部分を表にして半分に折り、切り込みを入れたストロー部分をセロハンテープでとめます。ちょうちょを開いたら完成です。
ストロー工作⑥ハートのキーホルダー
【用意するもの】
ストロー
ストロー2本つぶします。ストローの真ん中あたりに、もう一つのストローを折って巻き付けます。その後、端から2本織り込んで交差させるという動きを繰り返し、ハートの形を作ります。編んだハートにストラップを付けるとキーホルダの完成です。
一つ一つの動きは簡単ですが、ストローの先が4本あるため子どもには難しく感じるかもしれません。大人と一緒に丁寧に進めていくと良いでしょう。
ストロー工作⑦星のキーホルダー
【用意するもの】
ストロー
毛糸
ストローを5㎝ほどに切ったものを5本用意します。5本すべてに毛糸を通して、星形に形を整えたら毛糸を結びます。余った毛糸はキーホルダーになるように、10㎝以上紐を残して端を結んで完成です。
ストロー工作⑧かご
【用意するもの】
ストロー
ストローを10㎝ほどに切りそろえ、つぶして平らにします。半分に折ったものを4本組んで四角形を作ります。作った四角形の1本に交差させてさらに3本のストローを組んでいき四角形に組んでいくということを繰り返します。
立体にする際には折って立ち上がらせます。好みの形に編んで完成です。
編むためにしっかりストローをつぶすことがポイントです。子どもだけでは難しいため、大人と一緒にやるのがおすすめです。
ストロー工作⑨箱
【用意するもの】
ストロー
ペットボトルや牛乳パック等の容器
ボンドまたは両面テープ
ストローを容器の大きさに切り揃えます。容器にボンドまたは両面テープでストローを貼り付けて完成です。
ストロー工作⑩ヒンメリ
【用意するもの】
ストロー
毛糸
ハサミ
ストローを同じ大きさに切りそろえたものを12本用意します。
ストロー3本に毛糸を通して三角形作り、固結びします。固結びをした毛糸の先にストローを2本通してさらに三角形を作るということを繰り返し、三角形を5個作ります。毛糸の両端を結び、出来上がった頂点を別に切っておいた毛糸で結んで完成です。
ストローで手軽に工作を楽しみましょう!
ここでは、ストロー工作の特徴やおすすめの工作10選をご紹介しました。ストローは子どもでも扱いやすい軽い素材な上に比較的入手しやすいため、気軽に工作することができます。
おすすめ10選の作り方をもとに、自由に工作してみるのも良いかもしれません。ぜひストローで楽しい工作をしてみてくださいね!