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Home»遊び制作»絵本遊びの保育アイデア10選!絵本の選び方と楽しく展開するポイント

絵本遊びの保育アイデア10選!絵本の選び方と楽しく展開するポイント

2023年1月6日Updated:2025年3月28日 遊び制作 642 Views
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絵本遊びの保育アイデア10選!絵本の選び方と楽しく展開するポイント

絵本は、単純に物語を楽しむだけでなく、想像力や表現力を育むという知育の効果も期待されています。「保育に絵本遊びの時間を取り入れたい」「絵本を使用した遊び方が知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、保育におすすめの絵本遊びアイデアを10個紹介します。絵本の選び方や遊びを展開する際のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。遊びの引き出しを増やし、保育を充実させましょう。

目次

  • 絵本遊びとは
  • 絵本遊びに適した絵本の選び方
    • 年齢や発達の状況に即しているか
    • 子どもの興味関心を集められるか?
    • 保育目標やねらいに合っているか
  • 絵本遊びの保育アイデア10選
    • 絵本を読む
    • 好きなシーンを描く
    • 登場したものを作る
    • 絵をなぞって写す
    • 文字を書きだす
    • 自分だけの絵本を作る
    • クラスみんなで物語を創作する
    • 絵本にちなんだ手遊びを考える
    • 登場人物でごっこ遊びをする
    • 絵本をテーマにした遊びを展開する
  • 絵本遊びを取り入れる際のポイント
    • 楽しい気持ちを盛り上げる
    • 想像力や表現力を大切に
    • 子どもの意見を的確にまとめる
    • 年齢に合わせて難易度を変える
  • まとめ

絵本遊びとは

絵本遊びとは、絵本を楽しむことです。

絵本を読むだけではなく、ストーリーの内容を劇にしたり絵本の内容にちなんだ遊びを展開したりとさまざまな方法にアレンジできます。

保育に絵本を使用するメリットは以下の通りです。

  • 想像力が育まれる
  • 表現力が身につく
  • 語彙が増える
  • 集中力が高まる

絵本を読み聞かせる際や絵本遊びを展開するときは、享受したいメリットや効果を明確にしましょう。

目標を設定することで、より効果的に学びを深められます。

絵本遊びに適した絵本の選び方

どのような絵本を使用すればよいか分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、絵本遊びに適した絵本の選び方を紹介します。

年齢や発達の状況に即しているか

年齢や発達の様子に合わせて、使用する絵本を選ぶことが大切です。

例えば、集中力がついてくると長いストーリーのお話を聞けるようになったり、就学が近付いてきたりすると小学校をテーマにした物語を好んで聞くようになったりします。

また、絵本には対象年齢が設定されているため参考にするのも良いでしょう。

ただし、対象年齢はあくまで目安で、必ずしもひとり一人の発達にピッタリと当てはまるとは限りません。クラス全体の雰囲気に応じて絵本選びをすることが大切です。

子どもの興味関心を集められるか?

興味関心のある内容に合わせて選ぶのも方法のひとつです。例えば、雪が降ったことで雪に興味を示す様子が見られれば、「雪」「冬」などをテーマにした絵本を夢中になって読むでしょう。

興味関心に合った絵本を選ぶと、絵本の内容がスムーズに入ってくるようになるため、学びが深まります。子どもたちはどのようなことに関心を持っているかを知るためにも、日々の生活の様子をよく観察しましょう。

保育目標やねらいに合っているか

保育目標やねらいを定め、その内容に合わせた絵本を選ぶのも効果的です。

例えば、「協調性を育みたい」と考えている場合は友達との関わりをテーマにした絵本を選ぶ、「コミュニケーションを増やしたい」と考えている場合は、保育者と一緒に楽しめるような絵本を選ぶようにしましょう。

このように先に保育目標を立てておくことで、適切な絵本を選べるようになります。

絵本遊びの保育アイデア10選

絵本遊びの保育アイデア10選

絵本を使用した遊びの保育アイデアを10個紹介します。

保育目標や興味関心、子どもの発達の様子に合わせて遊びを展開しましょう。

絵本を読む

絵本の読み聞かせは、基本となる絵本の使用方法です。物語を想像したり、主人公に共感したりしながら、絵本の世界観を楽しみます。

絵本の読み聞かせは、1対1で読む方法と、集団対1で読む方法があります。1対1で読む場合は「コミュニケーション能力を発達させる」「情緒を安定させる」といった保育目標を掲げている際に有効な方法です。

また、集団で読み聞かせをする際は、一度にたくさんの子どもと絵本の時間を共有できるというメリットがあります。活動の前の導入や、空き時間の活用にも最適です。

なお、子ども自身が絵本を読むという方法もあります。保育の目的に合わせてさまざまなパターンを活用しましょう。

好きなシーンを描く

絵本を読み聞かせした後、好きなシーンを描くのも方法のひとつです。絵を描く際は忠実さよりも楽しさを大切にしましょう。絵本を見ながら描くのではなく、絵本のお話を思い出しながら描く中で、想像力や表現力が養われます。

出来上がった絵を皆で見せあいながら、どのシーンを描いたかクイズをしたり誰の絵がよいと思うか発表したりしても盛り上がります。

登場したものを作る

絵本の中に登場したものを作成しても楽しめます。絵本の種類は豊富なため、さまざまなものが製作可能です。

例えば、お花屋さんに関するお話であれば、製作遊びで花を作りごっご遊びに発展させることができます。

また、絵本の中に出ていた食べ物を一緒に作れば食育も可能です。

絵本に登場したものを作って遊ぶ際は、絵本の内容が重要になるためしっかりと下調べをして適切な絵本を選びましょう。

絵をなぞって写す

絵をなぞって写すことで、模倣力が向上します。薄い紙やトレーシングペーパーなどを絵の上に置き、セロテープなどで固定して上から優しくなぞり書きしましょう。

鉛筆を動かすことで、指先を鍛えられるのが主なメリットです。

手指の運動は、脳の良い刺激になると言われており、脳が活性化することで効率的に学びを深められます。また、運筆力も身につくため、読み書きの練習にも最適です。

文字を書きだす

絵本に書かれている文字を書き写しても楽しめます。特に3〜5歳の文字に興味を持ち始める年齢の子どもにピッタリです。

また、書いた文字を切って並び変え、文章を作って遊んだり、厚紙に貼り付けてかるたにしたりしても盛り上がるでしょう。

文字の読み書きを始めたいときや、就学に向けて文字の練習をしておきたいときの遊びに適しています。

自分だけの絵本を作る

自分だけのオリジナル絵本を作成するのもよいでしょう。画用紙に絵やストーリーを記載し、セロテープやホチキスなどで留めれば、簡単に作成できます。

できた絵本はクラスに飾ったり、発表したりして遊びましょう。絵本に対する愛着や親しみも増し、物を大切にできるようになります。

クラスみんなで物語を創作する

クラス全員で物語を作るのも方法のひとつです。

【遊び方】
1.画用紙とマーカーを用意する
2.挙手制で、一文ずつお話を作る
3.保育者が発表の内容を画用紙に記載する

まず保育者が「ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました」のような文章を作ります。

次に挙手した子どもに「おじいさんは仕事にでかけました」など続きの物語を作らせます。

その後もいくつか子どもたちに物語を作ってもらい、最後に保育者が時々文章を読み上げ、内容を整理します。

このようにみんなでひとつのお話を作り上げる中で、想像力や協調性が育まれます。

絵本にちなんだ手遊びを考える

絵本の内容にちなんだ手遊びを考えてみても楽しめます。

手遊びを考えたら、みんなの前で発表しましょう。ストーリーの内容に忠実なもの、面白い振付があるものなど、独創的なアイデアが出てくるかもしれません。

歌や絵本の内容をある程度指定すると考えやすいでしょう。できるだけ子どもたちが知っている絵本を選ぶことが大切です。

登場人物でごっこ遊びをする

絵本の内容にちなんだごっこ遊びもできます。登場人物を決めて、自由に遊びましょう。

ごっこ遊びでは、想像力や社会性を育む効果を期待できます。

なお、クラスの人数が多い場合は、登場人物を決める際にもめることがないよう配慮が必要です。

1人1役ではなく複数人で同じ役をできるように、柔軟性を持たせておくとスムーズに進みます。

絵本をテーマにした遊びを展開する

絵本の中で出てくる遊びを実践したり、絵本をテーマにした劇をしたりするのもおすすめです。

例えば、コマ回しに関する絵本を読んだ後に、実際にコマを作って遊ぶとまるで絵本の世界に入り込んだような気持ちになります。

また実際に発表会などで劇をする際に、事前に絵本を呼んで導入をするパターンは少なくありません。子どもの「やってみたい」「楽しそう」という気持ちを盛り上げることができます。

絵本遊びを取り入れる際のポイント

絵本遊びを展開する際のポイントや注意点を紹介します。

楽しい気持ちを盛り上げる

「やりたくない」「つまらない」と感じていては、学びが深まりません。

「楽しい」「もっと遊びたい」と前向きな気持ちで自発的に取り組めるような配慮が必要です。

そのためにも、保育者自身も思いっきり楽しみましょう。保育者が率先して楽しむ姿を見せることで、子どもたちも安心して遊びに取り組めるようになります。

また、子どもたちの興味関心のあるテーマに関する絵本を選ぶことも大切です。興味のある内容の遊びには熱中して取り組みます。

想像力や表現力を大切に

想像力や表現力を育めるのが絵本遊びの魅力です。カリキュラムをこなすことよりも、学びを深めることを大切にしましょう。

遊びの中から学べることはたくさんあります。上手にできなくても怒る必要はありません。

のびのびと心から楽しんで遊びに参加できるよう配慮しましょう。

子どもの意見を的確にまとめる

絵本遊びはさまざまな遊び方がありますが、どれも厳密なルールは設けられていません。そのため、時には思わぬ方向に話が進んだり子どもの意見が分かれたりすることもあります。

そのような場合は、保育者が間に入り的確に意見をまとめるようにしましょう。

事前にある程度の決まりを設けるのも方法のひとつです。話し合いの中で独自の遊び方が確立されていきます。

年齢に合わせて難易度を変える

年齢に合わせて遊び方を変えましょう。年齢によって発達の差が大きいため、自身のクラスの子どもたちの様子に合わせて、難易度や内容をアレンジすることが大切です。

特に、0〜3歳の乳児期は保育者と1対1のかかわりを求める時期です。友達とみんなで遊ぶよりも、膝の上で絵本を読み聞かせたり、ごっこ遊びをしたりしながらコミュニケーションを深めるとよいでしょう。

まとめ

絵本を使用した「絵本遊び」はさまざまな遊び方があります。絵本遊びでは、想像力や集中力、語彙力などを高められるのがメリットです。

絵本の読み聞かせだけでなく、絵本を自分で製作したり絵本の登場人物になりきってごっこ遊びをしたりしながら楽しみましょう。遊び方を詳しく解説した今回の記事も、ぜひ参考にしてみてください。

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佐藤 誠一|たまごだるま 編集長
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子育て・保育・家族支援の実用メディア「たまごだるま」編集長。アート・メディア・テクノロジー領域を横断する専門家として、複数のデジタルメディアを統括し、デジタル技術を活用した次世代メディアの企画・推進に取り組んでいる。
最先端のAIやテクノロジー、メディア運営の知見を、子育てや家族の暮らしの領域へ応用し、信頼できる情報と多様な選択肢を多角的な視点から発信。絵本やキャラクターコンテンツなどの企画・プロデュースも手がけながら、親子のコミュニケーションや豊かな暮らしのあり方を探求している。徹底したリサーチと厳格な編集視点をもとに、家族の暮らしにまつわるトレンドと現在地を、深く、わかりやすく伝えている。

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