12月におすすめの高齢者向けレクリエーションを集めてみました。

師走となる12月は忙しい季節で、慌ただしい日々を過ごすことが多いですね。

そんな中でも、健康に気を配りながら楽しい時間を過ごしたいと思います。

しかし、寒さのために外出が難しいこともありますよね。

高齢の方々は、室内でどんな運動やレクリエーションを行えば良いか迷うこともあるかもしれません。

そこで、今回は12月にぴったりな高齢者向けのレクリエーションや工作をご紹介します。

安全面にも配慮しており、気軽に参加できる内容となっています。

介護レクリエーションの効果

身体機能の維持・向上

高齢者が適度に身体を動かすことは、身体機能の維持や向上に役立ちます。特に年齢とともに衰える筋肉を、レクリエーションを通じて積極的に動かすことで、要介護度の進行を予防する効果が期待されています。

コミュニケ―ションの促進

高齢者の中には、体力や機能の低下により外出や他者との交流を億劫に感じる方もいます。

しかし、人とのコミュニケーションが途絶えることで老人うつや引きこもりに陥る可能性もあるため、レクリエーションが重要です。

レクリエーションを通じて他の利用者や介護スタッフとの楽しい時間を共有してもらうことで、老人うつや引きこもりの予防に役立つと考えられています。

認知症の予防

脳を活性化するためには、手先や頭を使うことが重要です。

認知症の予防や進行を遅らせるためには、レクリエーションが役立つとされています。

レクリエーションの活動や内容は、通常の日常生活ではあまり使わない脳の部位を刺激する効果が期待されています。

他者との交流や楽しみ

近年、介護分野では機能回復や介護予防だけでなく、高齢者に喜びや生きがいを与えるサービスの重要性が認識されています。

単なる遊びだけでなく、他者との交流や楽しさを感じる機会を提供することが、介護の現場でのレクリエーションの意義として注目されています。

【ご高齢者向け】12月におすすめの室内レクリエーションゲーム

【12月におすすめの室内レクリエーションゲーム】

キャップツリーチャレンジ

「クリスマスのレクリエーションに、ペットボトルのキャップを使った「キャンプツリーチャレンジ」はいかがでしょうか。

折り紙を使って、さまざまなグリーンカラーでキャップをツリーに見立てることで、華やかで楽しい雰囲気を演出できます。

高齢者の方々と一緒にカットして貼り付ける作業は、交流を深める良い機会になりますね。

また、はしを使って制限時間内にキャップを積み上げるゲームは、クリスマスパーティーの盛り上がりをさらに楽しいものにしてくれることでしょう。

この活動は指先のリハビリにもなるので、健康づくりと楽しさを同時に提供する素敵なアイデアです。ぜひ取り入れてみてください。

クリスマスツリー釣り

新しい楽しみ方!「クリスマスツリー釣り」。

小さなクリスマスツリーの下には空き箱や小さなプラスチック容器を取り付けて、中にはお菓子やおもちゃなどの小さなプレゼントを詰め込みます。

そして、自作の釣りざおを棒とタコ糸で作り、クリスマスツリーを釣り上げていくのです。

何が釣れるかワクワクしながら、楽しいクリスマスのひとときを過ごしましょう。

絵合わせゲーム

高齢者施設で楽しめる素敵なクリスマスレクリエーション、「絵合わせゲーム」をご紹介します。

必要なものは紙、紙コップ、そしてペンだけなので、手軽に取り組めることが魅力です。

まず、紙コップの底には可愛らしいクリスマスモチーフ、例えばサンタやもみの木などを描いてください。

一緒に描く楽しみもあって、高齢者の方との交流が盛り上がること間違いなしですね!

そして次に、白い紙にマスを描いて用意し、紙コップの中に描かれたイラストと同じ絵を描き込んでいきます。

シンプルながら楽しいゲームで、紙コップの絵と同じ絵を見つけて並べていく時間を楽しんでください。

雪合戦

冬の楽しみといえば雪合戦ですが、高齢者の方にとっては寒さや危険が気になりますよね。

そこで、暖かいお部屋で雪合戦を楽しんでみましょう!

新聞紙を丸めて雪玉を作り、的を設置して雪玉を当てるゲームを楽しんでください。

的に当たった数を競うのも良いですし、得点を付けて競うのも楽しいアイディアですね。

【ご高齢者向け】12月におすすめの室内レクリエーションゲーム制作

【12月におすすめの室内レクリエーションゲーム制作】

紙コップで作るクリスマスツリー

【材料】

  • プラスチック製のコップ 1個
  • 空のトイレットペーパーの芯 1個
  • 小さなプラスチック製のコップ 1個
  • 色とりどりの折り紙やシールなどの装飾用アイテム

【作り方の手順】

  • プラスチック製のコップに緑の折り紙を貼ってクリスマスツリーを作ります。
  • トイレットペーパーの芯に茶色の折り紙を貼って幹を作ります。
  • 小さなプラスチック製のコップに折り紙やシールで飾りをつけます。
  • プラスチック製のコップに作ったツリーと幹を重ねて、クリスマスツリーの完成です。

この手作りのクリスマスツリーは、複数のプラスチック製のコップを用意することで、着せ替えを楽しむこともできます。

指先の運動を促すため、手のリハビリや脳の活性化にも良いです。

施設内で大がかりなクリスマスツリーを飾ることが難しい場合でも、この紙コップのツリーなら場所を取らずにクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。

スノードーム作り

冬の楽しみといえば、スノードームが人気ですね。

高齢者の方も興味を持つ方が多いでしょう。

手作りでスノードームを作ってみることで、より特別な時間を過ごせるかもしれません。

空き瓶やのり、接着剤、そしてラメなどを使って、簡単に手作りできます。

まつぼっくりをクリスマスツリーに見立てて、お好みのラメを入れて自分だけのオリジナルスノードームを作りましょう。

サンタクロース作り

高齢者施設のクリスマスレクにおすすめの工作、「サンタクロース」をトイレットペーパーの芯と100均素材を使って手作りしませんか。

フェルトはぬくもりがある素材で、寒い季節の工作にぴったりです。

もちろん、フェルト以外にも画用紙や折り紙を使っても簡単に作れますよ。

トイレットペーパーの芯にカットした素材を貼り付けるだけで、誰でも簡単に取り組める魅力的な工作です。

寒い外でのレクが難しい季節なので、ぜひ室内で楽しめるクリスマス工作として参考にしてみてくださいね。

まとめ

12月には、高齢者向けの楽しいレクリエーションアイデアをいくつかご紹介しました。

年末には施設の大掃除などで介護士の方々も忙しい時期かもしれませんが、利用者の皆さんと一緒に楽しく過ごす時間を持つことで、心温まるひとときを過ごせると良いですね。

本コラムがレクリエーションのアイデアとして参考になれば幸いです。

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