100均には、子どもと一緒に楽しめるクリスマスグッズが年々充実し、飾りつけから工作素材まで手軽にそろうのが魅力です。オーナメントやライトはもちろん、アドベントカレンダーの素材やラッピング用品、写真映えする撮影小物など、家庭でも保育現場でも活用できるアイテムが豊富に並びます。
2025年版では、最新トレンドを押さえつつ、子どもと一緒に安心して使えるグッズを厳選しました。この記事では、カテゴリ別に22アイテムを紹介し、選び方のポイントやアレンジ例もまとめているので、クリスマス準備をもっと楽しくしたい方にぴったりのガイドです。
目次
まずはここから：100均クリスマスの上手な選び方
100均のクリスマスグッズは種類が豊富で手軽に揃えやすい一方、「何を買えばまとまりのある飾りになるのか分からない」という声も多く聞かれます。上手に選ぶポイントは、買う前にテーマや色の統一感を決め、どこに飾るかをイメージしておくことです。
早い時期に動けば選択肢が増え、親子で楽しみながら準備できます。安全面も大切にしつつ、子どもが喜ぶアイテムを一緒に探していきましょう。
買う前に決めること（テーマ・色・飾る場所）
100均でクリスマスグッズを選ぶ際は、買い始める前に「テーマ・色・飾る場所」を決めておくと失敗が少なくなります。まずテーマは、定番の赤×緑のクラシック風、ゴールドを主役にした華やか系、白×シルバーのシンプル系など、家庭の雰囲気に合うものを選ぶとまとまりが生まれます。
色数を絞ることでごちゃつかず、子どもも「好きな色はどれ？」と参加しやすくなります。 また、飾る場所を先に決めておくと必要なアイテム量が把握できるため、無駄買いを防げます。
玄関・リビング・ツリー周りなど、スペースによって求められるサイズや素材が異なる点も押さえておきたいポイントです。小さい子どもが触れる位置には柔らかい素材を選ぶなど、安全性を考慮した配置も大切でしょう。飾る場所をイメージしながら選ぶことで、親子で準備する時間そのものが楽しいクリスマス体験になります。
入荷時期と在庫の傾向（10月中旬〜12月）
100均のクリスマスグッズは、例年10月中旬頃から本格的に店頭へ並び始めます。最初に登場するのはツリーオーナメントやリボン、ライトなどの基本アイテムで、11月に入ると大型の飾りやトレンド商品が一気に充実します。
人気デザインは早い段階で売り切れやすいため、こだわりのある飾りを選びたい家庭は、11月上旬までにチェックしておくと安心です。 12月に入ると補充が行われる店舗もありますが、種類が大幅に減る傾向があり、色やサイズを合わせたい場合は早めの購入が向いています。
特にライト付きアイテムや布製の大きい飾りは在庫が少なめで、週末に急になくなることもあります。 保護者としては、入荷タイミングを知っておくことで混雑を避けながらスムーズに選べます。普段使う店舗の売場変化を早めにチェックしておくと、欲しい商品を逃しにくくなるでしょう。
子どもと一緒に選ぶコツ（触れる・割れにくい・軽い）
子どもとクリスマスグッズを選ぶときは、「触れても安全」「割れにくい」「軽い」という3つの視点を意識すると安心して楽しめます。100均にはガラスやセラミックなどの壊れやすい素材もありますが、幼い子どもが扱う場合はフェルト・プラスチック・紙素材の飾りを中心に選ぶと事故の心配が減ります。軽い素材は壁に貼ったりツリーに飾ったりしやすく、子ども自身が飾り付けをしやすい点もメリットです。
さらに、手触りや色の違いを一緒に楽しむことで、選ぶ過程そのものが「親子のクリスマス体験」になります。安全なアイテムを中心にしつつ、「これかわいいね」「どこに飾ろうか？」と会話を挟むと子どもの満足度も高まります。
飾り付け後に落ちやすいパーツや誤飲の可能性がないか確認し、成長に合わせて飾る場所を工夫することで、安心してクリスマス準備を楽しめます。
ツリー＆オーナメント12選（定番を手早く揃える）
100円ショップでは、クリスマス準備に欠かせないツリーやオーナメントを手軽に揃えられます。特にミニツリーや軽量の飾りが豊富で、子どもと一緒に飾り付けが楽しめる点が魅力です。色別のボールオーナメントやリボン、紙製飾りなど種類が多く、テーマに合わせて選びやすいのもポイントです。省スペースでも十分華やかにできるため、初めての家庭でも気軽にクリスマスデコレーションを始められます。
卓上ミニツリー／枝ツリー（省スペース）
卓上ミニツリーや枝ツリーは、小さなスペースでも飾れる便利なアイテムです。玄関や子ども部屋、棚の一角などに置くだけで季節感が出るため、手軽にクリスマス気分を味わえます。サイズがコンパクトで倒れにくく、子どもが触っても安全なのも嬉しいポイントです。オーナメントを少量でも十分にまとまりやすく、初めて飾る家庭にもおすすめです。
ボールオーナメント詰め合わせ（色別で統一）
ボールオーナメントの詰め合わせは、色を統一するだけでツリー全体がぐっとおしゃれに見える便利セットです。赤・金・シルバーなど定番色が揃っており、サイズ違いが入っているタイプもあります。軽量で扱いやすいので子どもでも飾り付けがしやすく、ツリーを短時間で華やかに仕上げられます。テーマを決めて選ぶとまとまりのある印象になります。
リボン・ベル・スターのトップ飾り
木製オーナメント（ナチュラル系）
木製オーナメントは温かみのある素材が特徴で、北欧風やナチュラルテイストのインテリアにぴったりです。軽量で割れにくいため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えます。シンプルな形が多く、他の飾りと組み合わせてもごちゃつきにくい点も人気の理由です。ツリーだけでなく、壁や棚に飾っても季節感を出せます。
フェルトオーナメント（安全・軽量）
フェルトオーナメントは柔らかく軽い素材でできており、子どもが扱っても安心です。動物や星、雪の結晶などかわいらしいデザインが多く、ツリー全体を優しい雰囲気に仕上げられます。フック部分が丈夫で外れにくいため、飾り付けの練習にもぴったりです。落としても音がしないので、賑やかな家庭でも使いやすいアイテムです。
紙製ハニカム・ペーパー飾り
紙製のハニカムボールやペーパー飾りは、広げるだけで立体的なデザインになるのが特徴です。軽量で吊るしやすく、壁や天井にも取り入れやすい点が魅力です。ツリー以外の空間を華やかにしたいときに便利で、色違いを組み合わせると写真映えも良くなります。折りたたんで収納できるため、保管も簡単です。
グリッター雪の結晶セット
グリッター加工の雪の結晶オーナメントは、光を反射してキラキラ輝くため、飾るだけで冬らしい雰囲気を演出できます。軽いプラスチック素材が多く、ツリーや壁どちらにも使いやすい点が魅力です。複数枚入りのセットなら広い範囲をまとめて装飾でき、写真撮影の背景にもぴったりです。白系アイテムと合わせると統一感が生まれます。
ガーランド（文字・星・ツリー）
「MERRY CHRISTMAS」などの文字ガーランドや、星・ツリー型のデザインガーランドは、壁や棚のデコレーションに欠かせない存在です。長さが調整しやすく、軽いので貼るだけで空間が一気に華やかになります。写真撮影の背景としても活躍し、ツリーが置けない家庭でもクリスマス気分を手軽に演出できます。
ツリースカート（足元目隠し）
ツリースカートは、ツリーの土台部分を隠して見た目を整えるアイテムです。布製やフェルト製が多く、100均でも落ち着いた色味のものが揃っています。設置するだけで全体のまとまりが生まれ、写真映えもアップします。子どもが飾り付けをする際に足元をカバーできるため、安全面でも役立つ便利なアイテムです。
松ぼっくり・モミ枝ピック
松ぼっくりやモミ枝のピックは、ツリーに自然な雰囲気を加えたいときに便利なアイテムです。差し込むだけでボリュームが出て、高見えするのが魅力です。軽量で扱いやすく、ワイヤー入りのものは位置調整もしやすいです。リースや卓上飾りの素材としても活用でき、アレンジの幅が広がります。
透明オーナメント（中に入れてアレンジ）
透明オーナメントは中にビーズやフェイクスノーを入れて、オリジナルデザインを作れる人気アイテムです。子どもと一緒に中身を選ぶワーク感があり、飾り付けがより楽しい体験になります。軽く割れにくい素材が多いため扱いやすく、テーマカラーに合わせて中身を変えると統一感が出ます。ギフト飾りにも使える万能オーナメントです。
マスコット人形（サンタ・トナカイ）
サンタやトナカイのマスコット人形は、ツリーや棚に置くだけでクリスマスらしさをぐっと高めてくれます。柔らかい素材のものが多く、子どもが手に取って遊んでも安全です。小さなサイズでも存在感があり、複数並べるとストーリー性が生まれます。ツリーがない家庭でも気軽に季節感を楽しめる人気アイテムです。
イルミ＆ライトアップ小物10選（“光”で雰囲気づくり）
100円ショップには、部屋を一気にクリスマス仕様にしてくれるライトアップ小物が数多く揃っています。LEDワイヤーライトや星型ミニライトなど、手軽に使える電池式が中心で、子どもと一緒に安全に飾れる点が魅力です。卓上オブジェや窓まわりのライト対応小物もあり、暗い部屋でもやさしい光を楽しめます。光を加えるだけで雰囲気が大きく変わるため、飾り付け初心者にも取り入れやすいアイテムが豊富です。
LEDワイヤーライト（電池式）
LEDワイヤーライトは柔らかく曲げられるため、ツリーや壁、棚など好きな場所に自由に配置できます。電池式なのでコンセントが不要で、子どもの手が届きにくい安全な場所にも飾りやすい点が便利です。光量は控えめでもきらきら感が出るため、部屋の雰囲気が一気にクリスマスらしくなります。軽量で扱いやすいので、初めてイルミを取り入れる家庭にも最適です。
雪だるま・星型ミニライト
雪だるまや星型のミニライトは、置くだけで“かわいい光のアクセント”になる人気アイテムです。子どもが親しみやすい形で、ベッドサイドやリビングの棚に置くと小さなイルミ空間がつくれます。電池式が多くコードレスで扱いやすいため、安全面でも安心です。ツリーのそばに置くと奥行きが生まれ、写真映えするコーナーづくりにも役立ちます。
キャンドル風LED（ゆらぎ）
キャンドル風LEDライトは、炎の揺らぎを再現したやさしい明かりが魅力です。火を使わないため、小さな子どもがいる家庭でも安心して楽しめます。夜のリラックスタイムに灯すと落ち着いた雰囲気が生まれ、クリスマスシーズンの特別感がぐっと高まります。テーブルや棚に置くだけで空間が温かくなり、装飾のワンポイントとしても活躍します。
ライト付きガーランド
ライト付きガーランドは、壁や飾り棚を一瞬で華やかに変えてくれる便利なアイテムです。文字や星形のガーランドに小さなLEDが組み込まれており、飾るだけで光のラインが生まれます。軽量で貼り付けやすく、子どもと一緒に飾り付けを楽しめます。ツリーが置けない家庭でも、壁面装飾として取り入れやすいのが魅力です。
窓貼りジェルライト対応（周辺小物）
ライトアップオブジェ（卓上）
ライトアップオブジェは、ツリーや家形などの小さなモチーフが内部照明で光る卓上アイテムです。コンパクトで置き場所を選ばず、玄関やテーブルコーナーに置くだけで華やかになります。やわらかい光が子どもにも優しく、夜の間接照明としても使えます。電池式が多いためコードが邪魔にならず、安全に飾れるのも魅力です。
USB給電対応アイテム（室内用）
USB給電タイプのイルミは、明るさが安定し長時間使いやすい点が特徴です。パソコン周りやテレビ台など、室内の電源が近い場所に飾ると便利で、部屋全体を優しく照らすライトとしても役立ちます。配線が細く目立ちにくいため、クリスマスの世界観を邪魔しません。光のパターンが切り替えられる商品もあり、演出の幅が広がります。
屋外表記ありのイルミライト（注意事項確認）
屋外使用可能と記載されたイルミライトは、玄関まわりやベランダにも飾れる便利なアイテムです。ただし、防水仕様でも強い雨や風には注意が必要で、説明書に記載された使用条件を必ず確認しましょう。電池ボックスの位置や固定方法を工夫すると、安全に長く楽しめます。外観を明るくしたい家庭におすすめです。
交換用ボタン電池・予備電池ケース
ライト類を複数使う場合は、交換用ボタン電池や予備の電池ケースを用意しておくと安心です。ライトの明るさが弱くなったときにすぐ対応でき、イベント当日のストレスも減ります。100均なら手軽にまとめ買いできるため、イルミを多用する家庭には必需品です。小さな子どもの手が届かない場所で保管することが大切です。
配線整理クリップ・ケーブルタイ
配線整理クリップやケーブルタイは、ライト周辺のごちゃつきを防ぎ、安全に飾るための補助アイテムです。壁や家具に沿わせてコードを固定できるため、つまずきや引っかかり防止に役立ちます。見た目もすっきりするので、写真を撮る際の印象も良くなります。複数のライトを使う家庭では特に重宝するアイテムです。
安全と年齢配慮（家庭内チェックリスト）
クリスマスの飾り付けを家庭で楽しむ際には、子どもの年齢に合わせた安全対策が欠かせません。特に幼児は、小さなパーツを誤って口に入れたり、尖った装飾に触れてしまうなど、思わぬ事故につながる可能性があります。また、ライト類の電池や配線、壁に貼り付けるための粘着アイテムなど、大人が気づきにくい危険も潜んでいます。飾り付けは楽しい時間だからこそ、事前にチェックポイントを整理し、家庭の状況に合った安全な方法で準備していくことが大切です。
誤飲・先端・紐の長さ（幼児対策）
幼児がいる家庭では、誤飲やけがにつながるリスクを最小限に抑えることが重要です。特にオーナメントの中には、直径3cm以下の小さなパーツや取り外しやすい部品が含まれることがあり、誤って口に入れてしまう可能性があります。また、星型やツリー型の飾りの中には、先端が鋭く触れると痛みを感じるものもあるため、手に取りやすい位置に置く際は素材をよく確認する必要があります。
さらに、吊り下げ用の紐が長すぎると、引っかけて転倒したり首に巻きつく危険があるため、幼児が届く範囲では短めに調整することが大切です。フェルトや布製など柔らかい素材を中心に選ぶことで、安心して飾り付けを楽しめます。子どもの行動を予測しながら配置を工夫することで、安全性と楽しさの両立が可能になります。
LED・電池の扱い（発熱・液漏れ・屋外可否）
LEDライトや電池式のイルミネーションを使用する際は、発熱や液漏れのリスクに注意が必要です。LED自体は熱を持ちにくいものの、電池ボックス周辺は長時間使用すると温かくなることがあり、布の上に置いたまま点灯させると安全性が下がります。また、古い電池や保管状態の悪い電池を使うと、液漏れや接触不良が起こりやすく、子どもが触れてしまうと危険につながります。
さらに、屋外使用可否の表記は必ず確認しましょう。室内用ライトを外で使用すると、雨や湿気で故障するだけでなく、ショートや発熱のリスクも高まります。使用後は必ず電源を切り、電池を取り外すと長持ちし、安全性も向上します。配線が床を横切る場合は固定し、子どものつまずきを防ぐなど、環境に合わせた対策を徹底することが大切です。
強粘着・画びょう代替の使い分け（壁傷対策）
壁に飾り付けをする場合は、強粘着テープや画びょう代替アイテムを正しく使い分けることが重要です。強粘着タイプは安定感がある一方、壁紙を傷めやすいため、軽量の飾りには弱粘着の貼ってはがせるタイプを使用するのがおすすめです。特に賃貸住宅では、はがした際の跡が残らない製品を選ぶことで安心してデコレーションできます。
画びょう代替として使えるピンタイプや細いワイヤーフックは、重さのあるガーランドやライトに向いていますが、子どもの手が届かない位置に設置することが大切です。貼った直後ではなく、一晩置いて粘着を安定させると落下しにくく安全性が高まります。壁を傷つけない工夫をしながら飾ることで、片付け後も安心して再利用できる環境が整います。
まとめ
クリスマスの飾り付けは、家庭での楽しい思い出づくりにぴったりですが、子どもの年齢に合わせた安全配慮が欠かせません。小さなパーツや紐の長さ、ライト類の扱い、壁への固定方法など、事前に確認しておくことで事故を防ぎ、安心して準備が進められます。
飾り付けを親子の共同作業として取り入れると、選ぶ・飾る・片付けるまでのすべてが学びと体験につながります。家庭の環境に合った工夫をしながら、楽しく安全なクリスマスを迎えましょう。
