大阪の人気遊園地「ひらかたパーク」で毎年冬に開催されるイルミネーションイベント「光の遊園地 ~Flowering Illumination Rose~」が、2025年でついに12年目を迎えます。
今年のテーマは“バラ”。園内全体が花々の光で包まれ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。

推し活スポットとしても注目されており、フォトジェニックな演出や新エリアも登場予定です。
この記事では、2025年版「光の遊園地」の見どころや注目ポイント、アクセス情報まで詳しく紹介します。

イベント概要:バラがテーマの幻想的なイルミネーション

このイルミネーションイベント「光の遊園地 ~Flowering Illumination Rose~」は、バラを主役にした幻想的な光の世界を楽しめる特別な催しです。
夜のガーデン全体に無数のバラが輝き、色とりどりのライトが花の形や香りをイメージした空間をつくり出します。

70周年を迎えるローズガーデンを記念した企画として、これまでになかったスケールの装飾やフォトスポットが展開され、訪れる人々を華やかで温かい光に包み込みます。家族連れやカップルはもちろん、写真愛好家にも人気が高く、冬から春にかけて長期間楽しめる特別なライトアップイベントです。

「光の遊園地 ~Flowering Illumination Rose~」概要

  • 【開催期間】2025年11月1日(土)~2026年4月5日(日)の特定日
  • 【開催時間】17:00~閉園時間(11月~1月)、17:30~閉園時間(2月)、 18:00~閉園時間(3、4月)
  • 【開催場所】〒573-0054 大阪府枚方市枚方公園町1−1 ひらかたパーク園内
  • 【WEBサイト】https://www.hirakatapark.co.jp/attractions/illumination/

開催期間は2025年11月1日~2026年4月5日の特定日

出展:オフィシャル

このイルミネーションは、2025年11月1日から2026年4月5日までの特定日に開催され、長期間にわたり季節ごとの変化を楽しめることが大きな魅力です。秋の澄んだ空気のもとで始まり、クリスマスや年末年始、そして早春の暖かさを感じる時期まで続くため、訪れるタイミングによって異なる雰囲気が味わえます。

特定日の開催のため、週末や祝日を中心にライトアップが行われ、混雑を避けたい人は平日開催日を狙うのもおすすめです。期間中はイベント限定のライト演出や、季節に合わせたBGMの変更、日替わりフォトスポットが登場する日もあり、複数回訪れても新しい魅力を発見できる内容となっています。

家族旅行やデート、観光の予定に組み込みやすいスケジュールで、冬から春にかけての思い出づくりにぴったりのライトアップイベントです。

「ローズガーデン」誕生70周年を記念したバラの装飾

今年のイルミネーションが特別な理由は、ローズガーデン誕生70周年を記念した特別なバラの装飾が施されている点にあります。園内の至るところに、色鮮やかなバラをモチーフにしたライトオブジェが配置され、光の花びらが風に揺れるように見える演出や、バラの香りをイメージした柔らかな色合いのライトが、来場者を華やかで優雅な世界へ誘います。

過去のイルミネーションと比べても装飾の規模が大きく、バラの歴史やストーリーを紹介する演出も追加され、ガーデン全体が「花の美しさを伝える舞台」へと変わっています。また、期間限定で70周年記念フォトスポットや特別デザインの記念グッズが登場し、訪れた人だけが楽しめる特別感も魅力です。

光と花が調和した空間は、写真映えするスポットが多く、SNSでも注目を集めるイベントとなっています。

開催12年目となる人気イルミネーション

出展:超ひらパー兄さん園長 新CM「門下星」篇
2025年度のイルミネーション「光の遊園地 ~Flowering Illumination Rose~」は開催12年目を迎え、毎年多くのリピーターが訪れる人気イベントとして定着しています。回数を重ねるたびに演出が進化し、照明技術や空間デザインが年々アップグレードされてきました。

2016年度の初開催時には約150万球のLEDが使用され、その後2017年度には約180万球へとスケールアップされました。12年目の今年は、バラをテーマにした新エリアの拡張や、2024年度から登場した体験型イルミネーション「マジカルドレス」などの新規演出が継続されています。

長年愛されてきた定番の光のトンネル「フォレストガーデン(約70メートル)」や、高さ約13メートルの「花と妖精のツリー」、約500灯のランタンが登場する「光のランタン広場」も健在で、初めて訪れる人から常連の家族まで幅広く楽しめる内容です。

さらに、イルミネーション開催日には20種類以上のアトラクションがライトアップされ、「ノームトレイン」や「ファンタジークルーズ」といった光を施したアトラクションで園内を一周しながり、飲食ブースではホットドリンクや季節限定スイーツが楽しめるため、ゆっくりと散策しながら光の美しさに浸れるのも魅力です。観覧車「スカイウォーカー」の最頂部約80メートルからも光り輝く園内を望むなど、多彩な楽しみ方が可能です。

12年目ならではの「安定感」と「新しさ」が共存するイベントとして、多くの来場者を引きつけています。

チケット料金と入園券の選び方

イルミネーションを楽しむためには、用途に合わせたチケット選びが大切です。通常入園料で気軽に訪れることもできますが、夕方以降にゆっくり園内を満喫したい人にはフリーパスが便利でしょう。

また、オンライン限定で販売されるお得なチケットもあり、事前購入することで混雑時の入園がスムーズになるメリットがあります。家族連れやデート、写真撮影が目的など、訪れる時間帯や楽しみ方によって最適なチケットは変わるため、事前に特徴を比較して選ぶと良いでしょう。

通常入園料:中学生以上2,000円、2歳~小学生1,200円

通常入園料は、2025年4月1日の料金改定以降、中学生以上2,000円、2歳~小学生1,200円というシンプルな料金設定になっており、日中からイルミネーションまで幅広く楽しめる点が魅力です。
家族で訪れる際にも利用しやすく、特に小さな子ども連れの場合は、明るい時間帯に園内を散策した後、少し休憩してからイルミネーションを楽しむと無理なく過ごせます。

また、通常入園料は時間帯に制限がないため、自分のペースで園内を回れるのもメリットです。ただし、イルミネーション「光の遊園地」開催日の16:00以降は、別途ナイト料金が設定される場合があり、よりお得に楽しみたい場合は公式サイトで事前確認が推奨されます。

イルミネーション開始直後はゆっくり光が灯り始める幻想的な時間帯が味わえるため、撮影目的の人にもおすすめです。混雑状況に左右されにくいチケットでもあるため、初めて来園する人には基本となる選択肢として安心して利用できます。

なお、アトラクションを数多く利用したい場合は、

  • 別途フリーパス券(大人・小学生3,400円、2歳~未就学児2,100円)
  • 入園料金とフリーパスがセットになった券(大人5,400円、小学生4,600円、キッズ3,300円)

の検討も選択肢となります。

16時以降のナイトチケット:16時以降入園+ナイトフリーパス

16時以降に入園できる

  • ナイトチケット「ナイト入園+ナイトフリーパス」:大人3,900円、小学生3,300円、2歳~未就学児2,500円、2歳未満無料

で、アトラクションやナイト限定イベントを含む多くのエリアを自由に楽しめる人気のチケットです。
ただし、2025年度の最新料金については、公式ウェブサイトで最新情報の確認が推奨されます。

ナイトフリーパスはアトラクションの利用料も含まれているので、家族連れやカップルでアクティブに過ごしたい場合にもメリットが大きいです。
特に混雑が予想される週末やクリスマスシーズンは、ナイトチケットを選ぶことで比較的ゆったりとした環境でイルミネーションを楽しめます。

夕方の冷え込みを考慮しつつ、温かいドリンクや軽食を楽しみながら、ライトアップの魅力を存分に味わえるチケットです。
イルミネーション「光の遊園地 ~Flowering Illumination Rose~」は16時から使用可能で、オンライン限定販売となっており、事前購入が推奨されています。

オンライン限定販売のお得なチケット

オンライン限定販売のチケットは、通常価格より100円程度割引されることが多く、事前に予定を立てて訪れる人にとって最もお得な選択肢です。
主な販売プラットフォームは、公式の「アソビュー!」やKKday、Klook、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン等)の端末などがあります。

購入手続きはスマートフォンで簡単に行え、当日はQRコードをゲートで提示するだけでスムーズに入園できるため、混雑時でも待ち時間が少なく済むのがメリットです。
特にアソビュー!経由の購入では、ポイント還元がされるほか、キャンペーン時には数百円の追加割引が適用されることもあります。

また、期間限定で割引キャンペーンが実施されることもあり、例えば7月平日限定で4名以上購入の場合1名につき500円割引されるなど、グループ購入時の特典が登場することもあります。
さらに、年間パスポート購入時には「スペシャル割引クーポン」がプレゼントされるほか、各種の手帳割引(障害者手帳など)も対象となります。

家族分のチケットをまとめて購入できるため、当日の慌ただしさを軽減できるのもポイントです。
来園日が決まっている場合は、オンラインチケットを利用することで料金も時間も節約でき、快適に楽しめるでしょう。ただし、人気の日付や時期によっては在庫切れになることもあるため、早めの購入が推奨されます。

チケット購入はこちら

営業時間は季節で変わる(要確認)

イルミネーションの営業時間は季節ごとに細かく変わるため、訪れる前に必ず最新情報を確認しておくことが大切です。
冬場は日没が早いため点灯開始も早く、期間が進むにつれて時間が少しずつ後ろへずれていきます。

特に、写真撮影を目的に訪れる人は「点灯直後の柔らかい光」や「完全に暗くなった後の輝き」など、時間帯によって雰囲気が大きく変わるため、入園時間を逆算して計画すると満足度が高まるでしょう。
混雑状況も季節や曜日によって変わるため、家族連れの場合は余裕を持ったスケジュールがおすすめです。

11月~1月:17時~閉園時間

11月から1月にかけては、日没が早い季節のため、イルミネーションは17時から点灯します。
この時間帯は気温が低くなるため、暖かい服装で訪れることが大切です。点灯直後はゆっくり光が広がるような演出が楽しめ、写真にも柔らかい色合いが映りやすいでしょう。

一方、完全に暗くなる18時以降は光がより鮮明に浮かび上がり、迫力あるイルミネーションが広がります。
人気のシーズンであるクリスマス前後は混雑が予想されるものの、その分見応えのある演出が多く家族連れやカップルにも評判です。

暖かい飲み物を片手に、冬ならではの澄んだ空気と光の美しさを堪能できる時間帯といえるでしょう。

2月:17時30分~閉園時間

2月に入ると日の入りが少し遅くなるため、点灯時間も17時30分からのスタートに変わります。
冬の寒さは続きますが、1月よりも空気が少し柔らかくなり、イルミネーションがより穏やかな雰囲気に感じられます。

夕方のグラデーションが残る時間帯に入園すると、園内の光と夕空が重なる美しい風景が楽しめるのも、この時期ならではの魅力でしょう。
また、クリスマスの混雑が落ち着き、比較的ゆったりと見て回れるため、写真撮影をじっくり楽しみたい人にも適した時期です。

点灯の瞬間を狙って入園すると、光が一斉に灯る迫力あるシーンを間近で体験できます。

3月~4月5日:18時~閉園時間

3月以降は日が長くなるため、イルミネーションの点灯時間は18時からに変更されます。
気温も徐々に暖かくなり、春の空気が漂い始めるため、夜でも過ごしやすいのが特徴です。

特に3月からは桜イルミネーションが加わるため、春の色彩と光が調和したやさしい雰囲気が園内に広がります。
日が沈む前に入園して夕景を眺め、18時の点灯とともに光の桜が一斉に浮かび上がる様子を楽しむのもおすすめでしょう。

冬のイルミネーションとは異なる、穏やかで温かい魅力が感じられる季節で、家族連れやカップルにも人気があります。春の訪れを夜の光で楽しめる貴重な期間といえます。

アクセス情報:駅から近いから便利

イルミネーション会場はアクセスが非常に良く、電車でも車でも訪れやすい立地にあります。
最寄り駅から徒歩数分という近さのため、夜の来園でも安心して利用でき、家族連れや初めて訪れる人にも便利です。

さらに、混雑しやすい期間でも比較的スムーズに移動できるよう、周辺には案内表示が整備されており、迷わず会場まで向かえる点も魅力でしょう。
車でのアクセスも可能で、駐車場の情報を事前に把握しておけば、ストレスなく入園できます。

夜のイベントであるため、帰りの時間を考えた電車ルートの確認も重要となり、予定に合わせた移動計画が安心につながります。

京阪「枚方公園駅」から徒歩3分の好アクセス

最寄りとなる京阪電車「枚方公園駅」から会場までは徒歩約3~5分と非常に近く、アクセスのしやすさは抜群です。
駅を降りると案内板が設置されているため、初めてでも迷うことなく会場までたどり着けます。

  • 枚方公園駅の東出口を出たロータリーの右側にはファミリーマートがあり、その前を通り「枚方公園前」交差点を右に進むと、正面ゲートが見えてきます。
    暗い時間帯の移動で不安を感じる場合でも、駅からの道は街灯が配置されているため安心して歩けるでしょう。
    また、ベビーカーや小さな子ども連れでも移動しやすい平坦なルートになっており、ファミリー利用者にも配慮された動線が整っています。
  • 帰り道も駅が近いため、寒い夜でもすぐに電車へ乗り込めるのが大きなメリットです。
    駅周辺にはローソン・ファミリーマート、駅前にはフレスコというスーパーマーケットがあり、イルミネーション後に軽食や温かい飲み物を楽しめるコンビニや飲食店も多くあります。
    「てこや」(たこ焼き屋)や「大阪王将」など飲食店も交差点付近に集中しており、イベント後の時間の過ごし方に困りません。
  • 大阪方面から訪れる場合は、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」から「淀屋橋駅」で京阪電車に乗り換え、または JR「大阪駅」から「京橋駅」で乗り換えるルートで約35分で到着します。
    京都方面からであれば、JR「京都駅」から JR奈良線「東福寺駅」で京阪電車に乗り換え、約30分で到着可能です。

駐車場の情報と混雑対策

車で訪れる場合は、会場周辺にある駐車場を利用できますが、イルミネーション期間中は特に週末や祝日に混雑しやすいため、早めの到着を心がけると安心です。駐車場は複数のエリアに分かれており、満車時にはスタッフが空いている場所へ誘導してくれる仕組みが整っています。

スムーズに入庫したい場合は、開園直後や点灯前の時間帯を狙うのがおすすめでしょう。また、ピーク時には周辺道路が混雑するため、ナビアプリでリアルタイムの交通情報を確認しながら向かうと渋滞を避けやすくなります。

帰りの混雑を避けたい場合は、イルミネーションが始まってすぐに写真を撮り、比較的早めに退園するルートを計画するのも効果的です。寒い季節なので、車へスムーズに戻れるよう動線を把握しておくとより快適に過ごせます。

電車利用時の帰宅ルート(最終電車の時間確認)

夜に開催されるイベントのため、電車で訪れる場合は帰宅時の最終電車の時間を確認しておくことが大切です。京阪電車は本数が多く利用しやすい路線ですが、イベント終了時間に近づくと駅が混み合うこともあり、ホームへの入場に時間がかかる場合があります。

特に小さな子ども連れの場合は、無理のない時間に合わせて帰路に向かうと安心でしょう。また、快速特急などの停車駅を事前に把握しておくと、スムーズに乗り換えができます。

帰宅ラッシュを避けたい場合は、イルミネーションの点灯直後に園内を楽しみ、混雑がピークになる前に駅へ向かう方法も有効です。寒さ対策として帰り道の防寒着を用意しておくと、快適に移動できるためおすすめです。

春の桜イルミネーション(2026年1月24日から追加)

出展:Hirakata Park

2026年1月24日からは、冬のイルミネーションに「桜」をテーマにした装飾が加わり、会場全体が春の訪れを感じられる幻想的な空間へ変わります。
バラを主役とした冬の演出とは異なり、桜が咲き誇るような淡いピンクの光が園内を包み込み、季節の移り変わりを視覚的に楽しめる構成になっています。桜色のトンネルや、舞い散る花びらをイメージしたライト演出など、新たなフォトスポットも追加されるため、冬とはまた違った写真映えが期待できるでしょう。寒さの残る時期に一足早く春気分を味わえる、期間限定の特別なイルミネーションです。

まとめ

このイルミネーションイベントは、冬のバラと春の桜という二つの季節を楽しめる、長期間開催の特別なライトアップが魅力です。会場内にはフォトジェニックなスポットが多数あり、家族連れやカップル、写真を撮りたい人まで幅広く楽しめます。

アクセスも良く、駅から徒歩すぐの便利さや駐車場の活用など、訪れやすい環境が整っている点も大きな特徴でしょう。チケットは種類が豊富なため、訪れる時間帯や目的に合わせて選ぶとより快適に過ごせます。

点灯時間や混雑の傾向を事前に確認し、季節ごとに変化する幻想的な光の世界を存分に満喫してみてください。

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