東京ミッドタウンで冬の名物となっている「MIDTOWN ICE RINK」は、都心とは思えない開放的な空間で本格的な屋外スケートを楽しめる人気スポットです。リンクの広さや安定した氷質に加え、初心者でも挑戦しやすいサポートグッズが用意されているため、子連れでも安心して体験できます。
夜にはイルミネーションが輝き、家族写真にもぴったりの雰囲気が広がるのも魅力です。この記事では、子どもと楽しむための見どころ、料金・アクセス、混雑を避ける時間帯のコツまで、初めての方でもスムーズに計画できるようにわかりやすくまとめています。
目次
「MIDTOWN ICE RINK」とは?
手ぶらで訪れても滑れる貸靴サービスや初心者に配慮した安全管理が整っており、子連れでも安心して参加できるため、冬のお出かけ先として高い支持を集めています。
会場の基本情報(場所・開催シーズン・特徴)
- 名称:Yunth MIDTOWN ICE RINK
- 期間:2025/11/21(金)~ 2026/2/23(月・祝) ※2026年1月1日(木・祝)は休館日のためクローズ
- 時間:11:00〜21:00 (20:00最終⼊場)
- 場所:東京ミッドタウン芝生広場 (東京都港区赤坂9丁目7−1)
- 駐車場:東京ミッドタウンの駐車場・駐輪場を有料でご利用いただけます。
- 公式HP:https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/7659/
- ご利用料金:以下添付参照ください。
MIDTOWN ICE RINK は、東京ミッドタウンの芝生広場に設置される都内でも最大級の屋外アイスリンクです。開催シーズンは例年11月下旬から2月までと長く、日中だけでなく夜間も営業しているため、家族の予定や生活リズムに合わせて訪れやすい点が特徴です。
今年は2025/11/21(金)〜2026/2/23(月)が開催日となっています。リンクは本格的な広さがあり、混雑時でも比較的のびのび滑りやすい造りです。
貸靴やヘルメットのレンタルも充実しており、初心者や子どもでも参加しやすい設計が整えられています。また、会場周辺には飲食店や休憩スペースが多く、寒い日でも一息つきながら楽しめる環境が魅力です。都心にありながら四季の移ろいを感じられる開放的な雰囲気も、このリンクならではの特色です。
都心イルミ×屋外リンクの魅力(夜景・演出・写真映え)
このリンクの大きな魅力の一つが、夜になると姿を変える幻想的な雰囲気です。周囲の街路樹や建物がイルミネーションで彩られ、氷面に光が反射してきらめく光景は、都心ならではの華やかさを感じさせます。昼とは全く違う表情になるため、親子で訪れても「もう一度見たい」と感じる印象深い体験になります。
写真映えの良さも大きなポイントで、リンク周辺には撮影しやすいスペースが用意されており、冬の思い出を残すのにぴったりです。家族写真はもちろん、子どもが初めて滑る姿や夜景を背景にしたショットなど、撮りたい瞬間がたくさん生まれます。近隣で開催されるライトアップイベントと合わせて楽しめるため、スケート+イルミ散策という“冬の都心おでかけコース”として人気が高い場所です。
子連れに向いている理由(安全管理・設備・動線)
子連れで訪れやすい理由として、安全管理がしっかりしている点が挙げられます。手袋着用が必須で、ヘルメットの無料貸し出しも行われており、初めてスケートを体験する子どもでも安心して挑戦できます。リンク内はスタッフが常駐し、転倒や混雑が起きやすい時間帯でも迅速に対応してくれるため、保護者も見守りやすい環境です。
また、会場内にはロッカーや休憩スペースがあり、寒さ対策のための防寒グッズを持ち込んでも管理しやすい点が助かります。動線も分かりやすく、受付→貸靴→リンク→休憩という流れがスムーズに進むため、子どもが疲れた時でも無理なく対応できます。アクセスが良く、駅から近いことも家族連れにとって大きな魅力で、冬の特別なお出かけ先として安心して楽しめるスポットです。
営業スケジュールと料金の基礎知識
MIDTOWN ICE RINK を訪れる際には、開催期間や営業時間、料金体系を事前に把握しておくとスムーズに楽しめます。特に冬休み・土日祝は混雑しやすく、最終受付の時間を過ぎてしまうと入場できないため、家族のお出かけ計画に合わせて時間を逆算しておくことが大切です。
また、滑走料や貸靴料金のほかに手袋の購入が必要な場合もあるため、費用の目安を知っておくと安心です。割引キャンペーンやセット券が利用できる年もあり、家族で訪れる際の節約ポイントとしてチェックしておくと役立ちます。
開催期間・営業時間・最終受付の目安
MIDTOWN ICE RINK の営業時間は11:00〜21:00と幅広く設定されており、学校帰りや仕事帰りに立ち寄れる点が家族連れにも好評です。最終受付は20:00(営業終了の1時間前)となるため、特に休日は余裕をもって到着することが大切です。開催期間は例年11月中旬から2月下旬までですが、元日(1月1日)は休館となる点にご注意ください。
【期間】
2025/11/21(金)~ 2026/2/23(月・祝)
※2026年1月1日(木・祝)は休館日のためクローズ
季節や曜日によって混雑状況が変わりますが、ピークを避けたい場合は平日の昼間(午前中〜15時頃)が比較的ゆったり滑れる傾向にあります。平日の夕方以降や休日は混み合うことが多いため、家族の予定に合わせて訪問時間を調整するとよいでしょう。また、雨天や荒天、気温の高い日には一時的な中断や営業中止となることもあるため、お出かけ前には必ず公式情報を確認することをおすすめします。
滑走料・レンタル料・付帯オプション(手袋・ヘルメット)
利用料金は「滑走料」と「貸靴料」が基本となり、子ども料金・大人料金が分かれて設定されています。
滑走料は
- 大人(高校生以上)2,000円、小人(中学生以下)1,400円
- ホリデー期間(12月13日~1月4日)は各300円高くなります。大人(高校生以上)2,300円、小人(中学生以下)1,700円
- 別途、貸靴料500円がかかります。自分のスケート靴(マイシューズ)を持参する場合は、貸靴料は不要です。
ヘルメットは無料で貸し出されており(XS-S-M-Lのサイズ展開)、初めてスケートに挑戦するお子さんでも安心して利用できます。ひざあてやひじあても無料で貸出されるため、保護具が充実しています。一方、手袋は安全のため着用が必須となっており、持参するか会場で購入する必要があります。手袋は300円(S-M-Lの3サイズ)で販売されているため、忘れてしまった場合でも当日購入できます。
- ヘルメット 無料
- 付添料(入場料) 300円
- ソリ貸出料(ペンギン、スノーマン) 500円/20分
- 手袋・靴下 各300円
- ロッカー 100円〜
混雑時には入場制限が行われ、受付で整理券が配布されるため、待ち時間が発生する場合があります。長く滑りたい家庭は平日の日中や早めの時間帯を選ぶ、または混雑日を避けるなど計画的な利用がおすすめです。
割引・前売・セット券・キャンペーンなどはある?
MIDTOWN ICE RINK のチケットは、原則として会場にある券売機での当日販売のみとなっており、オンラインでの前売券販売や予約は実施されていません(2024-2025シーズン時点)。そのため、混雑時でも優先入場券などはなく、受付順に入場するシステムとなります。
利用料金は滑走料と貸靴料(500円)が別設定となっていますが、ホリデー期間(年末年始など)は滑走料が300円割増となるため注意が必要です。過去に実施されていた「カフェ&グルメチケット」付きのセット券や、学生割引・親子割引といった常設の割引制度は、直近のシーズンでは確認されていません。
ただし、シーズンごとの協賛企業(例:Yunth)による来場者特典(サンプルプレゼントなど)が用意される場合があるため、お出かけ前には必ず公式サイトの最新ニュースや「お知らせ」欄をチェックすることをおすすめします。特に冬休みやクリスマス時期は混雑による入場制限の可能性があるため、公式情報を確認しながら余裕を持ったプランを立てることが重要です。
アクセス&駐車場・駐輪場
MIDTOWN ICE RINK は東京ミッドタウン内に設置されており、電車・車・徒歩いずれのルートでもアクセスしやすい点が子連れ家庭から高く評価されています。とくに地下鉄からは雨に濡れずに向かえるルートがあり、冬場のおでかけでも体温管理がしやすい点が安心材料となります。
また、駐車場・駐輪場の施設も充実しているため、ベビーカーや荷物が多い日でも移動しやすいのが魅力です。混雑を避けたい場合は時間帯を工夫することで、よりスムーズにリンクへアクセスできます。
最寄り駅からの行き方(地下ルート/地上ルート)
都営大江戸線の8番出口からの地下通路は直結していて便利ですが、地下駅から地上相当まで階段やエスカレーターが複数あり、移動に5~10分程度要します。一方、日比谷線からの地下通路には途中階段があるため、ベビーカーをご利用の方は日比谷線の場合は4b出口から地上に出てのアプローチ、または都営大江戸線の利用をお勧めします。
晴天や時間に余裕がある場合は、地上ルートの利用がスムーズです。乃木坂駅3番出口から地上へ出て、ミッドタウン前の大通り沿いを直進すると約3分で芝生広場に到着します。ベビーカーはこちらのルートを利用することで、段差を気にせずに進められます。
夕方17時以降は、東京ミッドタウンのイルミネーションが点灯し(例年17:00~23:00)、華やかな雰囲気になります。リンクへ向かう道中も美しく、夜間利用は人気があります。
車利用のコツ(駐車料金・優待・混雑時間帯)
車で訪れる場合は、東京ミッドタウンの地下駐車場を利用できます。広い駐車スペースが確保されているものの、休日や夕方は混雑しやすいため、到着時間を早めに設定することでスムーズに入庫できます。駐車料金は時間制ですが、館内での飲食・買い物に応じた割引サービスが適用される場合があるため、当日の予定に合わせて活用すると負担を減らせます。
また、クリスマスシーズンや冬休み期間は特に混雑が集中するため、リンクの予約時間や最終受付との兼ね合いを考え、余裕を持ったスケジュールが必要です。出庫時に混雑が発生することもあるため、子どもが疲れている日は早めに切り上げるなど、柔軟な計画が役立ちます。荷物の多い家庭は車利用の安心感が大きく、安全に乗り降りできるスペースが確保されている点も魅力といえるでしょう。
ベビーカー動線と置き場所の目安
ベビーカーでの来場は問題なく、東京ミッドタウン内の動線は段差が少なくスロープも整っているため、リンクまでスムーズに移動できます。エレベーターが複数設置されており、寒い日でも屋内ルートを通ってアクセスできるため、赤ちゃん連れでも無理のない移動が可能です。
リンク周辺にはベビーカーをまとめて置けるスペースが設けられていることが多く、滑っている間はそこに停めておく家庭が一般的です。ただし混雑時は置き場所が限られることもあるため、スタッフに案内を確認すると安心です。荷物をまとめられるバッグフックや防寒カバーを利用すると、待ち時間でも快適に過ごせます。ベビーカーは移動手段としてだけでなく、休憩中の居場所としても役立つため、子連れには心強いアイテムです。
混雑回避と快適に滑るコツ
MIDTOWN ICE RINK を快適に楽しむためには、「混雑しやすい時間帯」と「スムーズに入場するためのポイント」を押さえておくことが大切です。リンクは昼・夕方・夜で雰囲気が大きく変わるため、子どもの体力や寒さ対策を考えながら時間帯を選ぶと安心です。また、受付から滑走までの流れを事前に知っておくと、当日の待ち時間が減り、家族全員が落ち着いて動けます。リンク内での基本的なマナーを理解しておくことも、安全に滑るための重要なポイントになります。
空いている曜日・時間帯の傾向(昼/夕方/夜)
比較的空いている時間帯を狙うことで、初心者や子どもでものびのび滑れる環境がつくれます。平日は全体的に落ち着いており、特に午前〜昼過ぎはゆったりした雰囲気で、リンクに慣れたい家庭に向いています。休日の場合は昼前後が混み合いやすいため、早い時間に到着できるとスムーズです。
夕方は日没が近づくとライトアップが始まり、写真映えの良さから来場者が増える傾向があります。ただし、混雑のピーク前であれば滑りやすい場合もあるため、体力や予定に合わせて調整するとよいでしょう。夜は雰囲気が最も華やかになりますが、寒さが厳しくなるため、短時間で楽しみたい家庭に向いています。子どもの年齢や体調を優先しながら、無理のない時間帯を選ぶことが快適さにつながります。
チケット購入の順番・受付から入場までの流れ
当日は、受付→チケット購入→貸靴→リンク入場という流れが一般的です。混雑が予想される日は、受付前に列ができることもあるため、予約や前売りチケットが利用できる場合は事前購入が便利です。また、手袋必須のため、持参がない場合は受付で購入する時間も考慮するとスムーズです。
貸靴エリアではサイズ選びに時間がかかることがあり、子どもの足に合うものを丁寧に確認する必要があります。すぐに滑り始められるよう、靴下の履き直しや防寒具の調整は事前にまとめて行うと時短になります。入場後はスタッフの案内に従い、混雑状況を見ながらリンクに入ると安全です。流れを把握しておくだけで、当日の慌ただしさが大幅に軽減されるでしょう。
リンク内のマナー(進行方向・速度・休憩)
リンク内では、安全を守るための基本的なマナーを理解しておくことが欠かせません。多くのスケートリンクでは進行方向が決まっており、逆走すると衝突につながるため注意が必要です。また、スピードを出しすぎると転倒や他の利用者との接触リスクが高まるため、子どもの滑走スピードは大人が見守りながら調整すると安心です。
疲れたときにリンクの中央付近に座り込むと危険なため、休憩は必ずリンク外で行います。手袋の着用、靴紐の締め直し、体が冷えたときの防寒対策など、小さな安全行動を積み重ねることがトラブル予防につながります。親子で「走らない」「押さない」「急に止まらない」などの約束を共有しておくと、より快適にスケートを楽しめるでしょう。
服装・持ち物チェックリスト
屋外スケートを快適に楽しむためには、当日の気温や風の強さに合わせた服装と、必要な持ち物をしっかり準備することが大切です。特に子どもは体温が下がりやすく、汗をかいた後に冷えることもあるため、重ね着で調整しやすいスタイルが安心です。
また、MIDTOWN ICE RINK は手袋着用が必須で、転倒対策として厚めの靴下や替えのソックスも役立ちます。スマホや貴重品の落下防止グッズも用意しておくと、写真撮影の際でも安心して滑れます。冬のおでかけを安全かつ快適にするために、事前のチェックが重要です。
防寒の基本(インナー・ミドル・アウター)
防寒の基本は「薄手を重ねて体温調整ができること」です。インナーは吸湿速乾タイプが理想で、汗をかいても冷えを防ぎやすくなります。子どもは体温変化が大きいため、肌着+長袖Tシャツのように軽めの重ね着が動きやすくて便利です。ミドルレイヤーには裏起毛トレーナーやフリースを選ぶと暖かく、動いてもかさばらない点が魅力です。
アウターは防風性のあるジャケットやダウンが適しており、特に夜の利用は気温が大きく下がるためしっかりと防寒しておく必要があります。大人は薄手ダウン、子どもは動きやすい軽量アウターが向いています。帽子やネックウォーマーを組み合わせると、冷たい外気でも快適に過ごせます。屋外リンクは風の影響を受けやすいため、体温をキープできる服装が快適さを大きく左右します。
手袋必携・靴下の厚み・替え用ソックス
スケートリンクでは手袋の着用が義務付けられているため、忘れずに準備することが重要です。転倒時に氷へ手をつく場面が多く、手袋がないとけがをしたり手が冷えて痛くなったりと、安全面にも大きく影響します。子どもには厚手のニット手袋や防水タイプが使いやすく、予備を一組持っていくと濡れたときにも安心です。
靴下は厚すぎると靴のサイズが合わなくなることがあるため、程よい厚みのものを選ぶと快適に滑れます。薄手すぎると冷えにつながるため、普段より少し厚みのある靴下が適しています。汗で湿ったり雪が入ったりして冷えることを考え、替え用ソックスを持参すると大きく快適さが変わります。特に子どもは汗や雪で濡れやすいため、予備の靴下があるだけで安心して遊べるでしょう。
転倒対策とスマホ落下防止グッズ
スケートでは転倒がつきものですが、適切な準備でけがのリスクを減らすことができます。子どもにはヘルメットの着用が推奨され、ミッドタウンでは無料レンタルが用意されているため積極的に利用すると安心です。また、膝当てや手首サポーターを持参すれば、初めて滑る子どもでも怖がりにくく、楽しみやすくなります。
一方で、大人も油断は禁物です。写真撮影の際にスマホを落としたり、滑走中にポケットから落下して破損するケースが多いため、ストラップや落下防止リングを活用すると安全です。ジッパー付きポケットがあるアウターを選ぶと、貴重品管理もスムーズです。転倒対策と小物管理の両方を整えておくと、リンクでの時間をより安心して楽しめます。
まとめ
MIDTOWN ICE RINK は、都心で手軽に冬のレジャーを楽しめるスポットとして、子連れファミリーにも人気の高いアイスリンクです。アクセスの良さや安全設備、快適に滑るための工夫が整っているため、初めてのスケート体験にも向いています。
混雑を避ける時間帯やチケットの流れ、服装・持ち物などのポイントを押さえておくと、当日の過ごし方がぐっとスムーズになります。家族の体調やペースを大切にしながら、冬ならではの思い出づくりを安心して楽しんでいきましょう。
