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Home»保育士»保育士として働くために英語は必要?英語教育に必要なスキルとは

保育士として働くために英語は必要?英語教育に必要なスキルとは

2021年5月13日Updated:2025年3月28日 保育士 8 Views
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保育士として働くために英語は必要?英語教育に必要なスキルとは

近年では、グローバル化に対応した教育環境作りが進められており、小学生から授業で英語を学習する時代になっています。「早期教育として保育園から英語を始める」といった考えから、英語教育を取り入れる保育園も増えてきました。今後、保育士にも当たり前に英語力を求められる時代がくるかもしれません。

しかし、自分の英語力に不安を持っている人も多いのではないでしょうか?日常会話程度の英語力を身につけておけば、保育士としての活躍の場を広げられます。そこで今回は、保育士に必要な英語教育のスキルについて解説します。

目次

  • 1 保育士として働くためには英語は必要?
    • 1-1 英語教育を取り入れる保育園が増えている
    • 1-2 保護者対応に英語が必要な場合がある
    • 1‐3 英語しか話せない園児がいることもある
  • 2 保育士に必要な英語のスキルとは
    • 2-1 一般的な保育園でのスキル
    • 2-2 英語教育を取り入れている保育園でのスキル
    • 2‐3 インターナショナルスクールでのスキル
  • 3 保育士の就活に役立つ英語の資格
    • 3-1 英語能力検定
    • 3-2 TOEIC
    • 3‐3 保育英語検定
  • 4 まとめ

1 保育士として働くためには英語は必要?

グローバル化が進むなか、国際社会で活躍できる人材教育のために、小学校3年生から英語の授業を実施しています。それに伴い、保育園でも英語教育を取り入れるところが増えてきました。保育園の運営元や規模により、その方針はさまざまですが「英語ができるに越したことはない」というのが現状です。

1-1 英語教育を取り入れる保育園が増えている

乳幼児期は大人と違い、新しい言語や知識の吸収力が高い時期です。英語を身に着けやすい時期であることから、早期教育のために取り入れる保育園が増えています。子ども達は勉強とは思わず、遊びのなかのひとつとして捉えながら学びます。

英語教育の方法としては、英会話の講師を呼び遊びを交えて英語を教えてもらいます。保育園によっては講師に全面的にお任せしたり、保育士も講師との英会話を求められたりと対応はさまざまです。

もちろん、英語が話せなくても保育士にはなれます。英語力を求めない保育園は多いですが、英語力を培うことで活躍の場が広がることは間違いありません。

1-2 保護者対応に英語が必要な場合がある

残留外国人の増加や国際結婚により、日本で働く外国人の数が増加傾向にあります。厚生労働省の発表によると、平成29年で約256万人(総人口に占める割合:2.02%)もの残留外国人がいるといわれています。

出典:外国人労働者の現状について(厚生労働省)

そうした背景のなか、保育園に通う外国人の子どもが増えています。現役保育士にとっても、外国籍の親子と関わることが身近になってきているのではないでしょうか?

そこで問題になるのが、保護者対応です。英語が全く話せない保育士と、英語しか話せない保護者では、どうしても上手くコミュニケーションが図れません。英語が話せないことで、保護者対応にどのような問題が起きるか以下に紹介します。

  • 文化や習慣の違いを理解できない
  • 保育園の決まりを伝えられない
  • 子どものお家での様子を聞けない
  • 子どもの保育園での様子を伝えられない
  • おたよりでのお知らせを読んでもらえない

どちらかが、日常会話レベルの能力を持っていなければ、円滑な意思疎通が難しいといえます。そのため、保育士側に日常会話に困らないレベルの英語力があれば安心です。

とはいえ、まだ英語力を重視して保育士を採用する保育園は少ないのが現状です。外国人の保護者対応をする場合は、ジェスチャーや翻訳ツールを駆使してコミュニケーションを行う必要があります。

1‐3 英語しか話せない園児がいることもある

残留外国人の増加により、外国籍を持つ子どもが保育園に在園していることも珍しくない時代になりました。なかには、家庭内では母国語を使い、英語しか話せないまま入園してくる子どもも少なくありません。

しかし、英語しか話せない保護者への対応と比べれば、子どもとのコミュニケーションのほうが難しくないといえます。それは、乳幼児期の子どもは言語習得能力が高く、クラスの子ども達や保育士とのやり取りのなかで、自然に日本語を覚えられるからです。

しかし、子どもの不安を取り除くためにも、英語で伝えられるに越したことはありません。
英語しか話せない子どもと早く愛着関係を築くには、保育士側にもある程度の英語力が必要です。外国人の保護者や子どもと英語でコミュニケーションが取れる保育士は重宝されるといえるでしょう。

2 保育士に必要な英語のスキルとは

保育士に必要な英語のスキルとは

英語しか話せない保護者や子どものためにも、英語力は身につけておいて損はありません。一般的な保育園でも、これから英語を取り入れようと計画していることも考えられます。しかし、求められる英語力は保育園によって差があります。ここからは、保育園の種類ごとに「保育士に必要な英語のスキル」を解説していきます。

2-1 一般的な保育園でのスキル

一般的な保育園では、その特色はさまざまです。英語に力を入れている保育園もあれば、音楽、体育、自然遊びなど、その方針によって求められるスキルは異なります。

講師を呼んで、英語に触れ合う時間を取り入れている保育園もあります。子ども達は歌ったり踊ったり、楽しみながら英語に触れ合うことができます。その時間、保育士は講師の先生にお任せするので「英語がペラペラでないといけない」ということはありません。子ども達の質問に答えられる中学生レベルの英会話で問題ないでしょう。

なかには、講師の先生との会話を求められることもあります。その場合は、必要になってから学んでも遅くはありません。

2-2 英語教育を取り入れている保育園でのスキル

英語教育を本格的に取り入れている保育園では、日常会話レベルの英語スキルが求められます。なかには「子ども達への指示はなるべく英語で」という保育園も存在します。英語の早期教育に力を入れたいと考えて、入園を希望している保護者も少なくないようです。

求人情報に「英語を重視している」といった文言があれば、日常会話レベルの英語力を求められていると考えておきましょう。働いているうちに、身に付けることも可能です。

2‐3 インターナショナルスクールでのスキル

インターナショナルスクールは、日本に住む外国人向けの保育施設です。英語を早期に習得したいと考える家庭も、本場の英語力を求めて入園を希望します。一般的な保育園とは異なったカリキュラムが組まれており、日常的に英語を使うといった特徴があります。

インターナショナルスクールでの保育士採用には、必須ではなくとも英語力が高い人材が優遇されます。留学経験や英語の資格取得者が歓迎されるといえるでしょう。

3 保育士の就活に役立つ英語の資格

保育士の就活に役立つ英語の資格

保育士は、英語が話せるに越したことはありません。もちろん、全く話せなくても保育士として働くことはできます。しかし、英語に関する資格を取得することで、採用が有利になったり、待遇が上乗せされることもあるようです。

日常会話レベルの英会話ができれば、外国人の保護者や子どもと円滑なコミュニケーションを取ることもできます。そこで、ここからは保育士の就活に役立つ英語の資格を紹介します。

3-1 英語能力検定

実用英語能力検定(英検)は、学生時代に受験したことがある人も多いのではないでしょうか?大学入試や、留学時に有利になることもあります。就職時に履歴書にかくこともできます。

5級 中学初級程度 使える英語の登竜門
・基礎力定着
・高校入試レベル
4級 中学中級程度
3級 中学卒業程度
準2級 高校中級程度 使える英語で世界へ
・大学入試レベル
・2級から海外留学
・履歴書で評価される
2級 高校卒業程度
準1級 大学中級程度 リーダー(品格)の英語
・ライティング、スピーキングを含む4技能の総合力を測定
1級 大学上級程度

出典:公益財団法人 日本英語検定協会

3-2 TOEIC

英語の資格のなかで認知度の高いTOEICは、一般企業でも重要視される資格です。英語力を判断しやすく、基準になるような資格です。インターナショナルスクールでの保育士採用条件に「TOEIC〇〇〇点以上歓迎!」と記載されている場合もあります。

3‐3 保育英語検定

保育英語検定とは、幼児教育で保育を指導する人のための資格です。TOEICのような認知度は持っていませんが、実際の保育生活で使う英語を学び実践に活かすことができます。

出題内容も保育に関することに特化しており、まさに保育関係者が目指すべき資格ともいえます。例えば、保護者対応や子どもの成長に関する内容などです。元から英語が得意な保育士や、転職を考えている保育士は資格取得しておくことでスキルアップを目指せます。

4級 幼保英語へのファーストステップ
(中学初級~中級程度)
幼保英語習得のきっかけとして初歩的な単語、フレーズを理解でき知識を有する。定型的なフレーズを用いて簡単なコミュニケーションができる。
3級 英語を使う園でのチャレンジ
(中学卒業程度)
幼保英語の基礎的な文法を理解し、定型的なフレーズでを用いてコミュニケーションが取れる。簡単な会話が聞き取れる。
2級 アシスタントティーチャーへの一歩
(高校中級~卒業程度)
幼保英語の必要な文法知識を有し、コミュニケーションや簡単な文書作成が可能。英語教育において補助的役割をはたすことができる。
準1級 アシスタントティーチャーへの指示
(大学中級程度)
幼保英語を使った円滑なコミュニケーションと文書作成が可能。英語教育での補助的レベル保持者への指示ができる。
1級 幼保英語のエキスパートへ
(大学上級程度)
幼保英語を使って支障なく活動できる。高度なコミュニケーション能力と文書作成力を有し、海外での幼児教育現場でも活躍可能。

出典:一般社団法人 幼児教育•保育英語検定協会

4 まとめ

昨今のグローバル化により、英語教育の低年齢化が進んでいます。子どものうちから英語が話せて当たり前といった状況になると、当然保育士に英語力を求められる時代がくるといえるでしょう。

これからも、英語教育を取り入れる保育園は増えていくことが予想されます。英語が得意だという人は、能力を可視化するためにも資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?

また、英語が苦手という人も社会人になってからから学んでも遅くありません。英語教育だけでなく、保護者や子どもとのコミュニケーションのためにも、英語を話せる保育士を目指しましょう。

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佐藤 誠一|たまごだるま 編集長
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子育て・保育・家族支援の実用メディア「たまごだるま」編集長。アート・メディア・テクノロジー領域を横断する専門家として、複数のデジタルメディアを統括し、デジタル技術を活用した次世代メディアの企画・推進に取り組んでいる。
最先端のAIやテクノロジー、メディア運営の知見を、子育てや家族の暮らしの領域へ応用し、信頼できる情報と多様な選択肢を多角的な視点から発信。絵本やキャラクターコンテンツなどの企画・プロデュースも手がけながら、親子のコミュニケーションや豊かな暮らしのあり方を探求している。徹底したリサーチと厳格な編集視点をもとに、家族の暮らしにまつわるトレンドと現在地を、深く、わかりやすく伝えている。

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