日本で子育てをしている外国人ファミリーにとって、「子どもを少しの時間だけ預けたい」「英語でやり取りできるベビーシッターを探したい」「保育園以外の一時預かりを使いたい」という場面は少なくありません。
しかし、日本では欧米のように近所の学生や知人に気軽にベビーシッターを頼む文化がまだ一般的とはいえず、サービスの種類、料金、予約方法、契約関係、安全確認のポイントが分かりにくいことがあります。
さらに、日本に住んでいる外国人ファミリーと、旅行で日本を訪れている外国人ファミリーでは、利用しやすいサービスが異なります。自治体の一時預かりや補助制度は、原則として日本に住んでいる家庭向けに設計されていることが多く、旅行者向けの民間サービスとは分けて考える必要があります。
この記事では、日本に住む外国人ファミリーや国際家庭に向けて、日本で利用できるベビーシッター・一時預かりサービスの種類、料金の目安、利用規約で確認すべき点、安全確認、目的別の選び方を整理します。
目次
日本で外国人ファミリーもベビーシッターを利用できる?
日本でも、外国人ファミリーが利用できるベビーシッターサービスはあります。特に東京・大阪・京都などの大都市では、英語対応や多言語対応のベビーシッター、旅行者向けのホテル訪問型サービス、在住者向けのマッチング型サービスなど、複数の選択肢があります。
ただし、最初に整理したいのは、「日本に住んでいる外国人家庭」と「旅行で日本を訪れている外国人家庭」では、使いやすいサービスが違うという点です。
在住者の場合は、継続利用を前提に、バイリンガルのマッチングサービス、日本語のベビーシッターアプリ、ナニーサービス、自治体の一時預かりや補助制度などを比較できます。一方、訪日旅行者の場合は、ホテルや宿泊先に来てくれる英語対応シッター、観光同行型、テーマパーク同行型、ホテルコンシェルジュ経由の手配などが現実的な選択肢になります。
CareFinderは、日本に住む家庭向けに、英語・日本語・フランス語・ドイツ語・中国語などの言語でシッターを探せるバイリンガル系のマッチングサービスです。サイト上でも、インターナショナルファミリーや日本で初めてベビーシッターを探す家庭に向けた説明がされています。
(参照:CareFinder|CareFinder)
一方、Tokyo Little Handsは、東京を訪れる外国人ファミリー向けに、英語対応のベビーシッターがホテルや宿泊施設へ訪問するサービスを案内しています。旅行中の食事、観光、ビジネスミーティングなどの時間に利用できる設計です。
(参照:Tokyo Little Hands|Tokyo Little Hands)

つまり、「外国人でも使えるか」という問いへの答えは、民間サービスであれば外国人ファミリー向けに提供されているものがある。ただし、在住者向け・旅行者向け・自治体制度向けで条件が異なる、という整理になります。
日本で使えるベビーシッター・一時預かりサービスの種類
日本のベビーシッターサービスは、ひとくくりに「ベビーシッター」と考えるより、利用目的ごとに分けると選びやすくなります。大きく分けると、英語対応の専門サービス、バイリンガルマッチング型、日本語中心のマッチング型、ナニー・派遣型、ホテル手配、施設型一時預かり、自治体の一時預かり制度があります。
英語対応ベビーシッター専門サービス
英語対応ベビーシッター専門サービスは、在日外国人や訪日外国人ファミリーを主な利用者として想定しているため、言語面の不安が少ないのが特徴です。
たとえば、babysitters & companyは「英語・外国人専門ベビーシッターサービス」として、英語ネイティブまたはバイリンガルのシッターが在籍していると説明しています。東京・京都・大阪を中心に、訪日・在日外国人ファミリーからの単発依頼を受けていることも明記されています。
(参照:英語・外国人専門ベビーシッターサービス|babysitters & company)

また、同社の英語ページでは、深夜・早朝・宿泊、旅行、出張、現地同行などにも対応していること、東京・横浜・京都・大阪など指定場所でのサービス提供に触れています。一方で、病児保育は現在提供していないと明記されているため、体調不良時の利用を考えている家庭は注意が必要です。
Tokyo Little Handsも、訪日外国人ファミリー向けにホテルや宿泊先へ英語対応シッターが来るサービスとして設計されています。特に、外食、観光、ビジネス中の短時間利用と相性がよいサービスです。
(参照:Tokyo Little Hands|Tokyo Little Hands)
バイリンガル・多言語マッチング型サービス
日本に住んでいる外国人ファミリーが、継続的または単発でシッターを探す場合、バイリンガル・多言語対応のマッチング型サービスも選択肢になります。
CareFinderは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語などの言語でシッターを探せる仕組みを持ち、シッターごとのプロフィール、経験、言語、料金を比較しながら選べます。CareFinderでは、シッターが自分で時給を設定するため、家庭の予算や依頼内容に合わせて選びやすい点が特徴です。
マッチング型のメリットは、自分の家庭に合う人を探しやすいことです。一方で、シッターごとに経験、料金、対応言語、得意分野が異なるため、プロフィールやレビューを読み、事前面談で相性を確認することが大切です。
日本語中心のマッチング型サービス
日本語でのやり取りができる家庭であれば、日本語中心のベビーシッターマッチングサービスも候補になります。代表的な例として、キッズラインがあります。
キッズラインは、スマートフォンからベビーシッターや家事代行を依頼できるマッチングプラットフォームとして案内されています。Google Play上の説明では、登録料・月会費は無料で、予算や依頼内容に応じてサポーターを選べること、保育士・助産師・看護師などの国家資格を持つサポーターもいることが説明されています。
(参照:キッズライン | ベビーシッターマッチング・病児保育/一時保育)
一方で、キッズラインの利用規約では、保護者と保育者が自らの責任でサポートサービス契約を締結すること、キッズラインはその契約の当事者ではないことが明記されています。マッチング型サービスを使う場合は、プラットフォームが何を提供し、実際の契約関係が誰と誰の間に成立するのかを確認する必要があります。
(参照:利用規約|キッズライン)
ナニー・派遣型サービス
より高品質な保育、教育的な関わり、定期利用、法人利用、富裕層向けサポートを求める場合は、ナニー・派遣型サービスも選択肢になります。
Poppinsは、英語ページでナニーサービスを案内しており、英語、スポーツ、アートなどを通じて子どもの知性・感性・身体性を育てる環境を提供すると説明しています。また、ナニーを「child-rearing professional」と位置づけ、専門的な研修に触れています。
(参照:Nanny Service|Poppins)

このような派遣型・ナニー型サービスは、マッチング型より料金が高くなることがありますが、事業者による研修・管理・継続利用のしやすさを重視する家庭には向いています。料金、入会金、年会費、対応エリア、英語対応の可否は、事前に公式サイトまたは問い合わせで確認してください。
ホテル手配・コンシェルジュ経由
訪日旅行者の場合、まず宿泊先のホテルに確認するのも有効です。ホテルによっては、提携先のベビーシッターサービスやチャイルドケア手配を案内してくれる場合があります。
ただし、すべてのホテルがベビーシッター手配に対応しているわけではありません。また、外部シッターがホテル客室に入る場合、ホテル側のルールや事前申請が必要になることがあります。旅行者は、予約前にホテルへ「Do you offer babysitting or childcare arrangement?」「Can an external babysitter enter our room?」と確認しておくと安心です。
施設型一時預かり・キッズクラブ
自宅やホテルにシッターを呼ぶのではなく、施設で子どもを預かってもらう方法もあります。
ANO-NE Kids Clubは、東京・有楽町の屋内遊び場型一時預かり施設として、2025年4月1日に開業した施設です。公式発表では、平日は14時〜22時、土日祝は10時〜22時、利用料金は1人1時間4,500円、場所は有楽町のKOKOビル4階と案内されています。
(参照:ANO-NE Kids Club|MIMARU)
施設型一時預かりは、親が買い物、食事、観光、仕事の間に数時間だけ預けたい場合に便利です。一方で、対象年齢、予約方法、言語対応、体調不良時の受け入れ可否、キャンセル規定は施設ごとに異なります。
自治体の一時預かり・補助制度
日本に住んでいる家庭であれば、自治体の一時預かりやベビーシッター利用支援制度も確認しておきたい選択肢です。
ただし、自治体制度は多くの場合、住民登録、対象年齢、利用目的、対象事業者、申請期限などの条件があります。旅行者や短期滞在者が利用できる民間サービスとは性質が異なるため、この記事では「在住者向けの補足情報」として扱います。
ベビーシッターサービスの料金はいくら?
料金は、サービス形態によって大きく異なります。日本円建てのマッチング型サービスもあれば、訪日旅行者向けに米ドル建てで料金を提示しているサービスもあります。また、時給以外に、交通費、追加子ども料金、深夜料金、延長料金、キャンセル料、テーマパーク入場料などが加算されることがあります。
CareFinderの料金ページでは、多くのシッターが1時間あたり1,800〜3,500円で、経験、言語能力、子どもの人数によって変動すると説明されています。また、交通費は雇用側が負担する例が示され、取引手数料も案内されています。
(参照:Pricing|CareFinder)
CareFinderの2026年版ガイドでは、日本のベビーシッター料金は一般に1時間あたり2,000〜4,000円程度になることが多く、シッターの経験、場所、子どもの人数、夜間・早朝・休日、言語サポートや宿題・家庭教師的な役割の有無によって変動すると説明されています。
(参照:How Much Does a Babysitter Cost in Japan in 2026?|CareFinder)
Tokyo Little Handsの利用規約では、料金は米ドル建てで、基本プランとして2時間80ドル、6時間200ドルが記載されています。早朝・夕方・深夜・年末年始、追加子ども、宿泊、交通費20ドル/回、タクシー代などの追加費用も案内されています。
(参照:Terms & Conditions|Tokyo Little Hands)
Rainbow Kids Careの料金例では、1人の子どもを10時〜15時の5時間、東京ディズニーランドで見るケースとして、基本料金28ドル×5時間=140ドル、交通費20ドル、合計160ドルの例が掲載されています。テーマパーク同行の場合、ベビーシッターの入園チケット代は利用者負担で事前購入が必要とされています。
(参照:Rates & Options|Rainbow Kids Care Japan)
料金比較表
| サービス形態 | 料金の目安 | 追加費用の例 | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| バイリンガルマッチング型 | 1,800〜3,500円/時間程度の例あり | 交通費、手数料、追加子ども料金など | 在日外国人・国際家庭 |
| 一般的な日本のシッター相場 | 2,000〜4,000円/時間程度の例あり | 夜間・早朝・休日、言語サポートなど | 在住家庭、定期・単発利用 |
| 訪日旅行者向けホテル訪問型 | 2時間80ドル、6時間200ドルなどの例あり | 交通費、深夜料金、追加子ども、タクシー代など | 訪日旅行者、ホテル滞在者 |
| 観光・テーマパーク同行型 | 28ドル/時間などの例あり | 交通費、入場券、延長料金など | ディズニー、USJ、観光同行 |
| 施設型一時預かり | 4,500円/時間/人の例あり | 延長料、施設ごとのオプションなど | 買い物・食事・観光中の短時間利用 |
料金は変更されることがあるため、実際に予約する前に、必ず各サービスの公式サイトで最新料金、最低利用時間、キャンセル料、交通費、延長料金を確認してください。
外国人でも使える?在住者・旅行者・短期滞在者で違う確認ポイント
民間のベビーシッターサービスは、外国人ファミリー向けに提供されているものがあります。ただし、利用条件はサービスごとに異なり、在住者、旅行者、短期滞在者で確認すべきポイントが変わります。
日本に住む外国人ファミリーが確認すること
日本に住んでいる外国人家庭の場合、まず確認したいのは以下の点です。
- 日本国内の住所を登録できるか
- 日本の電話番号が必要か
- 英語または母語でやり取りできるか
- 支払い方法はクレジットカード、銀行振込、アプリ決済など何に対応しているか
- シッターとの事前面談ができるか
- 送迎、食事、入浴、宿題、英語遊びなど、依頼したい内容に対応できるか
- 自治体補助を使う場合、対象事業者・住民登録・必要書類の条件を満たすか
特に自治体の補助制度や一時預かりは、住民登録や対象児童の条件が関係することがあります。民間サービスの利用条件と自治体補助の対象条件は別に確認する必要があります。
訪日旅行者が確認すること
旅行中にベビーシッターを利用する場合は、在住者とは違う点を確認する必要があります。
- ホテルやAirbnbに外部シッターが入れるか
- 英語対応が可能か
- 最低利用時間は何時間か
- 夜間や早朝に対応しているか
- 子どもの人数・年齢制限はあるか
- 観光同行、食事同行、テーマパーク同行が可能か
- 交通費、入場料、タクシー代は誰が負担するか
- 支払い通貨は円かドルか
- キャンセル料はいつから発生するか
- 子どものアレルギー、持病、緊急連絡先をどのように共有するか
Tokyo Little Handsのようにホテル・宿泊施設訪問を前提にしたサービスや、Rainbow Kids Careのようにホテル滞在、テーマパーク、観光同行を想定したサービスは、旅行者のニーズと相性がよいといえます。
短期滞在者は自治体補助を使えるとは限らない
自治体の補助金や一時預かり支援は、基本的にその自治体に住んでいる家庭向けに設計されていることが多く、住民登録や対象児童の条件が関わります。
そのため、短期滞在者や旅行者は、自治体の補助制度ではなく、民間の英語対応ベビーシッター、ホテル手配、旅行者向けナニー、施設型一時預かりを探す方が現実的です。
利用規約で必ず見るべきポイント
ベビーシッターサービスを利用する前には、料金だけでなく、利用規約やキャンセル規定も確認しておく必要があります。特に、派遣型・訪問型とマッチング型では契約関係や責任範囲が異なります。
派遣型・訪問型サービスで確認すること
派遣型やホテル訪問型のサービスでは、以下を確認してください。
- 基本料金
- 最低利用時間
- 早朝・夜間・深夜料金
- 追加子ども料金
- 交通費
- タクシー代
- 延長料金
- キャンセル料
- 宿泊先への入室条件
- 保険加入
- 緊急時対応
- 外出・送迎・テーマパーク同行の可否
Tokyo Little Handsの利用規約では、料金は米ドル建てで、基本プラン、交通費、早朝・夕方・深夜・年末年始などの追加料金に触れています。訪日旅行者向けサービスでは、支払い通貨や追加料金が日本国内向けサービスと異なる場合があるため、予約前に確認が必要です。
(参照:Terms & Conditions|Tokyo Little Hands)
Rainbow Kids Careでは、テーマパーク同行時の入園チケット代や交通費を利用者が負担する旨が案内されています。観光同行型のシッターを利用する場合、子どもの保育料だけでなく、シッターの移動費や入場料も含めて予算を考えておく必要があります。
(参照:Rates & Options|Rainbow Kids Care Japan)
マッチング型サービスで確認すること
マッチング型サービスでは、プラットフォーム、保護者、シッターの関係を理解しておくことが重要です。
- プラットフォームは契約当事者になるのか
- 保護者とシッターの間でどのような契約になるのか
- 支払い方法
- 手数料
- キャンセル規定
- 直接契約の禁止ルール
- トラブル発生時の相談窓口
- 保険・補償の範囲
- 身元確認や研修の内容
- レビューや評価の確認方法
キッズラインの利用規約では、サポートサービス契約は保護者等と保育者が自らの責任で締結するものとされ、同社は契約当事者にならないと説明されています。また、直接契約については、罰則金やアカウント停止に関する規定も案内されています。
(参照:利用規約|キッズライン)
マッチング型は便利ですが、「アプリで予約できるから安心」と考えるのではなく、契約関係、キャンセル、トラブル時の対応、保険、緊急時の連絡方法まで確認してから利用することが大切です。
安全に利用するためのチェックリスト
ベビーシッターを選ぶときは、料金や言語対応だけでなく、安全確認が最も重要です。特に外国人家庭の場合、言語の壁があると、緊急時の対応や子どもの体調・アレルギー情報の共有が不十分になる可能性があります。
こども家庭庁は、ベビーシッターなどを利用するときの留意点として、事前の情報収集、面接、事業者名・氏名・住所・連絡先の確認、身分証明書の確認、保育場所の確認、登録証の確認、保険加入の確認などを挙げています。
(参照:ベビーシッターなどを利用するときの留意点|こども家庭庁)
CareFinderは、各シッターに対してスクリーニングを行い、政府登録を確認していると説明しています。また、Rainbow Kids Careは、シッターが面接・ID確認を受け、保育経験やCPR/First Aid資格を持つと説明しています。
予約前チェックリスト
- シッターまたは事業者の身元確認がされているか
- 保育経験や資格、研修内容が確認できるか
- CPR / First Aidなど緊急対応に関する情報があるか
- 保険加入の有無と範囲を確認したか
- レビューや実績を確認したか
- 事前面談またはオンライン面談ができるか
- 子どもの年齢に対応できるか
- 乳児、複数人、障がい、アレルギー、持病などに対応可能か
- 食事、入浴、送迎、外出、宿題など依頼できる範囲を確認したか
- ホテル・宿泊施設の入室ルールを確認したか
- 緊急連絡先、滞在先住所、近隣の医療機関を共有したか
- キャンセル料、延長料金、交通費、深夜料金を確認したか
子どもの情報共有リスト
初回利用時には、以下を事前に共有しておくと安全です。
- 子どもの名前・年齢
- 使用言語
- アレルギー
- 持病や服薬
- 食事制限
- トイレ・おむつの状況
- 睡眠リズム
- 苦手なこと・怖がること
- 好きな遊び
- 緊急連絡先
- 保護者の滞在場所・外出先
- 医療機関に連絡する場合の方針
編集長コメント
初めて利用する場合は、料金や英語対応だけで決めず、事前面談・身元確認・保険・緊急時対応を確認しましょう。
特に旅行中は、ホテルの入室ルールや保護者の外出先、緊急連絡先を明確にしておくことが大切です。
目的別おすすめの選び方
ベビーシッターサービスは、目的によって選び方が変わります。料金だけで選ぶのではなく、「どこで」「何時間」「何語で」「どの程度の責任範囲で」預けたいのかを整理しましょう。
旅行中に数時間だけ預けたい
訪日旅行者が、食事、観光、ショッピング、イベント参加のために数時間だけ預けたい場合は、ホテル訪問型や旅行者向け英語対応サービスが向いています。
Tokyo Little Handsはホテルや宿泊先への訪問を前提にしています。Rainbow Kids Careもホテル滞在や観光・テーマパーク同行など、旅行者向けのサービス設計をしています。
(参照:Tokyo Little Hands|Tokyo Little Hands)
東京・京都・大阪で英語対応シッターを探したい
英語対応を重視する場合は、英語専門またはバイリンガル対応のサービスを中心に探すとよいでしょう。
babysitters & companyは、東京・京都・大阪を中心に、訪日・在日外国人ファミリー向けの英語・外国人専門ベビーシッターサービスとして案内されています。CareFinderは、東京だけでなく日本各地で多言語シッターを探せる選択肢になります。
(参照:英語・外国人専門ベビーシッターサービス|babysitters & company)
在日家庭で定期的に使いたい
在住家庭で、保育園後、学校後、保護者の仕事、送迎、定期的な夜間サポートなどを考えている場合は、CareFinder、キッズライン、Poppinsなどが候補になります。
CareFinderは家庭がシッターを選ぶマッチング型で、言語や料金を比較しやすい点が特徴です。キッズラインはスマートフォンからサポーターを探せる日本語中心のプラットフォームで、予算や依頼内容に応じて選べます。Poppinsはよりナニー・教育的サービス寄りの選択肢です。
(参照:CareFinder|CareFinder)
英語教育や「おうち英語」も兼ねたい
保育だけでなく、英語で遊んでもらいたい、家庭内で英語に触れる時間を作りたいという家庭もあります。この場合は、英語対応シッター、バイリンガルシッター、英語遊びに対応できるシッターを探すのがよいでしょう。
ただし、英語指導や家庭教師的な内容が加わると料金が上がることがあります。CareFinderの2026年ガイドでも、言語サポート、宿題、チュータリングの有無が料金に影響する要素として挙げられています。
(参照:How Much Does a Babysitter Cost in Japan in 2026?|CareFinder)
子どもを施設で遊ばせながら預けたい
親が銀座・有楽町周辺で買い物、食事、観光をする間に、子どもを施設で遊ばせながら預けたい場合は、施設型一時預かりも選択肢です。
ANO-NE Kids Clubは、有楽町駅や銀座・日比谷駅から近い屋内遊び場型の一時預かり施設として案内されています。営業時間や料金が明示されているため、短時間利用を検討する家庭にとって比較しやすいサービスです。
(参照:ANO-NE Kids Club|MIMARU)
ホテルディナーや夜の予定で使いたい
夜の外食、イベント、夫婦だけの時間、ビジネスディナーなどの場合は、夜間対応やホテル訪問に強いサービスを探す必要があります。
Tokyo Little HandsやRainbow Kids Careのような旅行者向けサービスでは、ホテル滞在中の利用や夜の外出を想定した案内があります。ただし、夜間料金、深夜料金、最低利用時間、タクシー代、キャンセル料が発生する場合があるため、料金表と規約を必ず確認しましょう。
(参照:Terms & Conditions|Tokyo Little Hands)
よくある質問
- Q. 外国人でも日本のベビーシッターサービスを使えますか?
- 使えるサービスがあります。特に東京・大阪・京都などの都市部では、英語対応や多言語対応のベビーシッターサービス、旅行者向けのホテル訪問型サービス、在住者向けのマッチング型サービスがあります。ただし、利用条件、予約方法、支払い方法はサービスごとに異なります。
- Q. 訪日旅行者でもホテルにベビーシッターを呼べますか?
- 可能なサービスがあります。Tokyo Little Handsのようにホテルや宿泊施設への訪問を前提にしているサービスや、Rainbow Kids Careのようにホテル滞在や観光同行を想定したサービスがあります。ただし、ホテル側が外部シッターの入室を認めているかは事前確認が必要です。
- Q. 英語対応のベビーシッターは日本で見つかりますか?
- 見つかります。CareFinderでは英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語などでシッターを探せます。babysitters & companyやTokyo Little Hands、Rainbow Kids Careなど、英語対応を前提にしたサービスもあります。
- Q. 料金はいくらくらいですか?
- サービスによって異なります。CareFinderでは多くのシッターが1時間1,800〜3,500円、2026年版ガイドでは一般的な日本のベビーシッター料金として2,000〜4,000円程度が示されています。訪日旅行者向けサービスでは、米ドル建てで2時間80ドル、6時間200ドル、または1時間28ドルのような料金例もあります。
- Q. 一時預かり施設は外国人の子どもも使えますか?
- 施設によります。ANO-NE Kids Clubのように、旅行中のファミリー利用を想定した施設型一時預かりもあります。ただし、対象年齢、言語対応、予約方法、利用規約、体調不良時の対応は施設ごとに異なるため、事前確認が必要です。
- Q. 自治体の補助金は外国人でも使えますか?
- 日本に住んでいて住民登録がある場合は、自治体の条件を満たせば対象になる可能性があります。ただし、自治体ごとに対象児童、申請者条件、対象事業者、申請期限、必要書類が異なります。旅行者や短期滞在者は、通常、自治体の補助制度ではなく、民間サービスや旅行者向けサービスを探す方が現実的です。
- Q. 病児保育もベビーシッターに頼めますか?
- サービスによります。一般的なベビーシッターサービスでは、病児対応を行っていない場合があります。たとえば、babysitters & companyは、現在病児保育は提供していないと明記しています。子どもに発熱や感染症の疑いがある場合は、病児保育対応の有無を必ず確認し、必要に応じて医療機関や自治体の病児保育情報を確認してください。
まとめ:日本でベビーシッターを探すときは「在住者向け」か「旅行者向け」かを先に分ける
日本で外国人ファミリーがベビーシッターを利用することは可能です。ただし、最初に大切なのは、自分が在住者として利用したいのか、旅行者として短期間だけ利用したいのかを分けることです。
日本に住んでいる外国人家庭なら、CareFinderのようなバイリンガルマッチング型、キッズラインのような日本語中心のマッチング型、Poppinsのようなナニーサービス、自治体の一時預かりや補助制度が選択肢になります。訪日旅行者なら、Tokyo Little Hands、Rainbow Kids Care、babysitters & companyのような英語対応・ホテル訪問・観光同行に強いサービスや、ANO-NE Kids Clubのような施設型一時預かりが候補になります。
料金だけで選ぶのではなく、対応言語、子どもの年齢、利用場所、最低利用時間、キャンセル規定、安全確認、保険、緊急時対応まで確認してから予約することが大切です。
日本のベビーシッターサービスは、まだ地域差が大きく、英語対応や旅行者向けサービスも都市部に集中しがちです。だからこそ、予定が決まったら早めに候補を比較し、公式サイトで最新情報を確認し、必要に応じて事前面談を行うことをおすすめします。

