保育士とは?

「保育士」とは、国家資格である「保育士資格」を取得している保育に関する専門的な知識・技術・判断を持っている方を指します。
保育園は、この「保育士資格」を持った人が中心となり子どもやその保護者の援助を行います。
保育士というと女性というイメージが強いですが、男性も保育士として保育に関する専門性をもって活躍しています。

保育士が保育園という集団で生活する環境中で子どもに教えることはたくさんあります。
基本として保育施設で子どもを預かる間は保護者に代わって基本的な生活習慣(食事、排泄、睡眠、着脱、清潔)を指導することが保育士の重要な役割になります。

基礎的な生活習慣以外にも「遊び」も大切な指導の一つにです。
子どもにとって楽しみや喜びを感じる「遊び」は、その他にも遊びを通して心身の発達を促すための重要な役割を担っています。
保育士はその遊びに入り、ルールを教えたり、より遊びを充実させる役割をします。

「遊び」も大切な仕事ですが、保育士が子どもの遊びの中心にいるのではなく、遊びの主役はあくまで子どもということを忘れてはいけません。
保育者は子どもたちが遊びを発見し創造していく中で、どのように援助し見守り、遊びを用意していくことなどが大切です。

保育士資格の特徴

『保育士資格』は一般的に、幼児に関わる保育園の仕事だけに必要な資格と思われがちですが、保育園以外にも、乳児院、児童養護施設、各種障害児施設などでも保育士を一定人数以上配備することを義務付けられているので、そのような施設で活躍する保育士の方もいます。
児童館や学童クラブ、病院、ベビーシッターなどで勤務する場合も保育士資格を必要とする場合もあり、幅広い職業に対応できる国家資格です。
*平成15年度、法定化され国家資格になりました

年齢に関係なく続けられ、女性としてはハンデとなりがちな結婚・出産の経験もプラス材料として扱われますので、女性にとっては魅力的な資格です。
資格を取ることで就・転職、再就職には有利ですし、将来の子育てにも十分に生かすことができます。

保育園看護士とは?

看護士は、保育園で働くイメージが少ないのかもしれませんが、保育園では、看護士の専門性をしっかりと活かして働いています。
特に0歳児を預かっている保育園では、看護師がいることが望まれています。

看護士の仕事としては、子どものけがや病気の時の対応・子どもたちへの保健指導・感染症などの疾病に対しての対応、さらに保護者への保健指導など多岐に渡る役割があります。

保育園栄養士とは?


保育園栄養士は、保育園において、子どもたちの生活の大切な部分である食事の管理を行います。
子ども一人ひとりの摂食状況を確認したり、栄養バランスを考えたり、家庭と連携してその子どもの一日の食事バランスを考え保護者に助言をしたり、
多くの仕事があります。
特に「食育」が重要になってきている昨今では、野菜を子どもたちと育てたり、必要に応じた食に関する知識を子どもたちに指導したりします。

保育園調理師とは?

保育園調理師は、栄養士とともに保育園の子どもたちの食事に欠かせない職員です。
ただ調理をするだけでなく、子どものための味付けなどの調理技術が必要です。
調理師がいることにより、子どもたちが食事をおいしいと思い、食に対しての意欲が育つことができるようにならなければなりません。

保育園事務員とは?

保育園事務員は、頻雑な保育園の事務作業をこなしていく能力が必要です。
例えば、職員の入退職処理などの労務管理業務、小口現金の処理などの経理業務、HPの管理業務、子どもたちの書類の整備などその業務は広範囲で多岐に渡ります。
それぞれの特性に合わせてオールマイティーな能力が必要です。

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