「setlogっていうアプリを使いたい」と子どもから言われても、InstagramやTikTokほど聞き慣れないサービスでは、どんなSNSなのか、使わせても大丈夫なのか判断に迷う保護者も多いのではないでしょうか。

setlog(セットログ)は、日常の短い動画を友達と共有しながら、1日の記録をVlogのように残せるSNSアプリです。Google Playでは100万回以上のダウンロードが表示されており、13歳以上のアプリとして提供されています。
(参照:setlog – Google Play のアプリ|Google Play)
ただし、検索すると今でも「1時間ごとに2秒だけ撮影するSNS」と紹介されていることがあります。これはsetlogが広がった当初の特徴ですが、2026年7月18日の公式アップデートで「時間制限なしでログをシェアできます」と変更されています。同時に、最大20人まで招待できる仕様も案内されました。
(参照:setlogアプリ|App Store)
この記事では、2026年8月時点で確認できる公式情報をもとに、setlogとは何か、現在の使い方や年齢条件、プライバシーの考え方、そして子どもが利用するときに親子で確認したいポイントを整理します。
目次
setlog(セットログ)とは?短い動画で1日を残すSNS
setlogは、日常の短い動画を撮影し、友達と共有しながら、その日の出来事をVlogのように残していくSNSです。大勢へ向けて完成度の高い投稿を発信するというより、身近な人との何気ない日常共有に重点を置いている点が特徴です。
運営元はNew Chat Inc.で、App Storeでは販売元としてNew Chat Inc.、Google Playでもデベロッパーとしてnewchatが掲載されています。App Storeでは日本語にも対応しています。
(参照:setlogアプリ|App Store)
setlogでは何ができる?
setlogの中心にあるのは、スマートフォンで日常の短い動画を残し、それを友達と共有する体験です。
InstagramやTikTokでは、撮影・編集してから「投稿するもの」を選ぶ使い方も一般的です。一方、setlogは、わざわざ大きな出来事を投稿するのではなく、友達と過ごした時間や移動中の景色など、何気ない瞬間を記録しやすい設計になっています。
App Storeの公式バージョン履歴では、2026年7月のアップデートで、時間制限なしでのログ共有、最大20人までの招待、縦向き・横向き撮影への対応が案内されています。
(参照:setlogアプリ|App Store)
なお、Google Playの商品説明には2026年8月時点でも「毎時間のちょっとした瞬間を、友だちと一緒にVlogに残そう」という表現が残っています。公式ストア間でも説明の更新タイミングに差があるため、細かな機能については実際に使用している最新版アプリの表示を確認することが大切です。
(参照:setlog – Google Play のアプリ|Google Play)
「1時間ごとに2秒」は現在も同じ?
現在のsetlogを「1時間ごとに2秒しか撮れないSNS」と説明するのは正確ではありません。
setlogは当初、短い動画を時間ごとに残す仕組みで広まりました。そのため、現在も検索結果やSNS上では「1時間に1回」「2秒動画」という説明が多く見られます。
しかし、App Storeの公式バージョン履歴では、2026年7月18日のバージョン2.4.1で「時間制限なしでログをシェアできます」と明記されています。最大20人までの招待や縦横両方向の撮影にも対応しました。
(参照:setlogアプリ|App Store)
2026年8月時点のポイント
- 「1時間に1回しか撮れない」という制限は公式アップデートで撤廃されています。
- 最大20人まで友達を招待できると案内されています。
- 一方、Google Playなどには旧来の「毎時間」という説明も残っています。
- 撮影時間や通知など細かな挙動は、OSやアプリの更新によって変わる可能性があります。
保護者が子どものアプリについて調べる際には、この点にも注意が必要です。SNSは数週間、数か月で大きく仕様が変わることがあります。「検索で見つけた使い方」と、子どものスマートフォンに入っている最新版が同じとは限りません。
なぜ中高生を中心に注目されている?
setlogの利用者の正確な年齢構成は公表されていないため、「中高生が利用者の中心」と断定することはできません。ただ、友達同士で日常を短く共有するサービスは、若年層のSNS文化とも相性がよいと考えられます。
背景にあるのは、「たくさんの人に見せる投稿」だけではなく、身近な人と日常そのものを共有するSNSへの広がりです。
代表例のBeRealも、1日1回ランダムに届く通知をきっかけに、その瞬間を友達と共有することを基本としています。BeRealでは通知後2分を過ぎても投稿できますが、遅れて投稿したことが表示される仕組みです。
setlogは、そこからさらに動画やVlogという形で「何でもない1日」を共有する方向へ広げたサービスと見ることができます。
生成AIによって、きれいな写真や映像を作るハードルが急速に下がっている今、「作り込んだコンテンツ」とは逆に、「友達の本当に何でもない瞬間」に価値を感じる動きが出ているのは興味深いところです。
子どもの流行を見るときも、「また変なアプリが増えた」と捉えるだけでは、そのサービスが支持される理由は見えてきません。子どもたちは何を見せたいのかではなく、誰と日常を共有したいのか。そこを見ると、新しいSNSの意味が少し理解しやすくなります。
setlogは何歳から使える?公式は13歳以上を対象としている
setlog公式は、利用対象を13歳以上と明記しています。したがって、13歳未満の子どもについては、家庭の判断以前に公式の対象年齢を満たしていません。
setlog公式の年齢要件
setlogの「Child Safety Standards Policy」では、「setlog is intended for users aged 13 and older」とし、13歳以上を対象とすることが明記されています。
また、13歳未満であることが判明したユーザーについては、アカウントを削除するための措置を取るとしています。
(参照:Child Safety Standards Policy|setlog)
プライバシーポリシーでも、サービスは13歳未満の子どもを対象としていないと説明されています。
(参照:Privacy Policy|New Chat Inc.)
App StoreとGoogle Playの表示
2026年8月時点では、App Storeの年齢制限は「13+」、Google Playでも「13歳以上」と表示されています。
(参照:setlogアプリ|App Store)
(参照:setlog – Google Play のアプリ|Google Play)
小学生の子どもが友達からsetlogを教えてもらうケースも考えられますが、13歳未満であれば公式の対象年齢ではないことを、まず親子で共有しておきましょう。
13歳なら「安全」という意味ではない
もちろん、13歳になれば自動的に問題なく使えるという意味でもありません。
年齢条件はサービスを利用できる最低ラインです。実際の利用では、個人情報をどこまで理解できるか、友達とのトラブルが起きたときに相談できるか、撮影前に背景まで確認できるかなども重要になります。
同じ13歳でも、SNSとの付き合い方は一人ひとり違います。「年齢を満たしたから自由」ではなく、最初に一緒に確認し、問題なく使えるようになれば少しずつ本人へ任せていく方法が現実的です。
setlogで親が最も確認したいのは「誰に見えるか」と「何が映るか」
setlogで考えたいプライバシーは、公開範囲だけではありません。短い動画が積み重なったときに、どこまで生活が見えるのかも重要です。
個人情報保護委員会は、子どもがSNSなどを利用するとき、自分や友達の名前、学校名を書き込んだり、住所が分かる写真を掲載したりすることへの注意を呼びかけています。
(参照:令和3年 個人情報を考える週間|個人情報保護委員会)
制服・学校・通学路
子どもの動画で最初に確認したいのが、学校につながる情報です。
- 制服や校章
- 名札
- 学校名が入った掲示物
- 部活動のユニフォームやバッグ
- 教室や校舎
- 通学路や最寄り駅
学校名そのものを話していなくても、制服、駅、建物など複数の情報が組み合わされることで、学校や生活圏を推測しやすくなることがあります。
個人情報保護委員会の子ども向け教材でも、動画に映った名前や学校、周囲の風景や建物から、個人情報や住んでいる場所が分かる可能性があると注意を促しています。
(参照:取扱注意!みんなの大切な個人情報|個人情報保護委員会)
自宅・最寄り駅・習い事
自宅も、住所が直接映っていなければ大丈夫とは限りません。
たとえば、いつも利用する駅、特徴的な建物、マンションのエントランス、習い事の施設などが繰り返し登場すると、生活圏を推測する材料になります。
すべてを隠して生活する必要はありませんが、「この動画だけを見る」のではなく、「これまで投稿した動画と合わせたら何が分かるか」を考えることが大切です。
家族や友達の顔・名前
SNSで忘れやすいのが、自分以外のプライバシーです。
友達と過ごす日常を撮るサービスでは、自分は投稿してよいと思っていても、映った友達が同じように考えているとは限りません。
友達の顔、名前、会話、自宅などが映る場合には、共有してよいか確認する習慣を持つことをおすすめします。
個人情報保護委員会も、友達と一緒に撮った写真をSNSへ投稿するときは、本人の許可を取ることを適切な対応として案内しています。
(参照:令和5年 個人情報を考える週間|個人情報保護委員会)
生活時間が分かる情報
setlogについて考えるとき、たまごだるま編集長として特に注目しているのが、「時間軸のプライバシー」です。
1本の短い動画だけなら、ごくわずかな情報しか含まれていないように見えます。
しかし、朝は制服、昼は学校、夕方はいつもの駅、夜は自宅という記録が日々積み重なると、それぞれ単独では意味を持たなかった情報同士がつながります。
編集長コメント
親として気になるのは、「2秒しか映らないから安全か」ということではありません。むしろ、短い日常を何度も共有することで、制服、駅、学校、帰宅時間などが少しずつつながっていく点です。
SNSのプライバシーは、1投稿だけを見て判断する時代から、投稿の積み重ねまで考える時代に入っていると感じます。
だからといって、新しいSNSをすべて禁止すればよいとも思いません。子ども自身が「この動画から相手には何が分かるかな?」と考えられるようになることの方が、長い目で見れば重要です。
setlogのプライバシー設定とデータの扱いはどうなっている?
setlog運営元は、写真や動画などのユーザーデータをエンドツーエンド暗号化して保存すると説明しています。ただし、サービス側のデータ保護と、友達へ何を共有するかは分けて考える必要があります。
setlogが収集すると説明しているデータ
App Storeでは、開発者の申告として、名前、ユーザーコンテンツ、ユーザーIDなどがユーザー本人と関連付けられる可能性があると表示されています。
Appleは、このプライバシー情報について「デベロッパから提供された情報であり、Appleによって検証されていない」と明記しています。
(参照:setlogアプリ|App Store)
Google Playのデータセーフティ欄では、開発者の申告として、第三者と共有されるデータはないこと、個人情報を収集する場合があること、データは送信中に暗号化されること、削除をリクエストできることが表示されています。
(参照:setlog – Google Play のアプリ|Google Play)
写真・動画はどう保存される?
New Chat Inc.のプライバシーポリシーでは、メッセージ、写真、動画などのユーザーデータはエンドツーエンド暗号化された状態で保存され、運営側はその内容を復号・閲覧できないと説明しています。
また、名前・ユーザー名はAWSの米国バージニア北部リージョン、写真・動画は韓国・ソウルのAWSに保存するとしています。
(参照:Privacy Policy|New Chat Inc.)
これは運営側が公表しているセキュリティ対策として重要な情報です。ただし、エンドツーエンド暗号化されていることと、共有相手に動画を見られないことは同じではありません。
友達へ共有した動画は、その相手が見ることを前提として考える必要があります。一度誰かへ見せた情報は、別端末での撮影などを含め、投稿者だけでは完全に管理できなくなる可能性があります。
削除できる?
公式プライバシーポリシーでは、メッセージ、写真、動画などは利用者が削除するまで暗号化された状態で保存され、削除要求またはアカウント削除時には、直ちに、または技術的に可能な範囲で遅滞なく削除すると説明しています。
(参照:Privacy Policy|New Chat Inc.)
ただし、これはサービス側が管理するデータについての説明です。他の利用者が別の方法で保存した映像まで回収できるという意味ではありません。
誰まで見られる?
setlogは友達を招待して日常を共有する設計で、App Storeの公式バージョン履歴では最大20人まで招待できると案内されています。
(参照:setlogアプリ|App Store)
ただし、共有範囲や招待方法などの詳細なUIはアップデートで変更される可能性があります。
子どもが使う場合は、「友達だけだから大丈夫」と言葉だけで判断するのではなく、実際に参加している人を一緒に確認しておくとよいでしょう。
通報・ブロックはできる?
setlogのChild Safety Standards Policyでは、不適切なユーザー、メッセージ、写真・動画などを報告できる仕組みを提供すると説明しています。また、子どもの安全に関する懸念はアプリ内から報告するか、専用窓口へ連絡するよう案内されています。
(参照:Child Safety Standards Policy|setlog)
通報やブロックなどの具体的な操作位置はアプリの更新で変わる可能性があるため、利用開始時に最新版の画面で一度確認しておくことをおすすめします。
子どもがsetlogを使いたいと言ったら、親子で7つ確認しよう
13歳以上で利用条件を満たしている場合も、「使わせる」「禁止する」をすぐ決める必要はありません。まずは共有相手、撮影場所、映してよい情報について親子で確認するところから始めましょう。
1. 誰と共有するか
最初に見るべきなのは人数より「誰なのか」です。
学校の友達、習い事の友達、友達の友達、SNSだけで知っている相手では、同じ「友達」でも関係性が違います。
本人が誰なのか説明できる範囲から始める方法があります。
2. 学校・制服を映さない
制服や学校名は、本人にとって日常の一部なので、個人情報という意識を持ちにくいものです。
- 校章
- 名札
- 学校名
- 学年・クラス
- 部活動名
を確認します。
「全部禁止」と暗記させるより、「これを知らない人が見たら学校が分かるかな?」と考える習慣をつける方が、別のSNSにも応用できます。
3. 家の場所が分かるものを映さない
住所以外にも、表札、マンション名、部屋番号、郵便物、最寄り駅、近所の特徴的な建物などがあります。
自宅でよく撮影するなら、「撮ってよい場所」と「避ける場所」を先に決めておく方法もあります。
4. 友達を勝手に撮らない
一緒にいる友達が映る場合は、共有してよいか確認します。
これは個人情報のためだけではありません。「自分が知らないところで動画を共有されたらどう感じるか」を考えることは、オンラインでも相手を尊重する基本になります。
5. 投稿前に背景を見る
本人ではなく、背景に重要な情報が映っていることがあります。
投稿前に「自分→友達→背景」の順で数秒確認する習慣を作ると分かりやすくなります。
- 制服や名札は映っていないか
- 学校名はないか
- 住所につながるものはないか
- 他の人の顔は大丈夫か
- 今いる場所が分かりすぎないか
6. 困ったときの相談先を決める
安全設定以上に大切なのが、何かあったときに相談できることです。
嫌な動画を送られた、友達から撮影を求められて断れない、知らない人が関係するようになった、投稿した動画についてからかわれた。
こうしたときに「親に言ったらスマホを取り上げられる」と感じると、相談そのものを避けてしまう可能性があります。
「困ったことを相談しただけでは怒らない」など、相談できるルールも一緒に作っておくとよいでしょう。
7. 定期的に設定を見直す
今回のsetlogのように、SNSの機能は短期間で大きく変わります。
2026年7月だけでも、時間制限の撤廃や招待人数の変更などが公式バージョン履歴で確認できます。
(参照:setlogアプリ|App Store)
一度決めた設定を永久に使うのではなく、アプリの大型アップデート、学期の変わり目、友達関係が変わったときなどに見直すことをおすすめします。
setlogを始める前の親子7チェック
- 共有している相手を全員説明できる?
- 学校や制服が分かるものは映っていない?
- 自宅が分かるものは映っていない?
- 友達を撮るときに確認している?
- 投稿前に背景まで見ている?
- 嫌なことがあったら誰に相談する?
- 次に設定を見直すタイミングを決めた?
新しいSNSが出るたびに家庭のルールを一から作る必要はありません。setlogで決めたルールを、Instagram、TikTok、BeRealなどにも使える「わが家のSNSルール」にしておくと、次のアプリが登場したときにも役立ちます。
setlogとBeReal・Instagram・TikTokは何が違う?
setlogは、身近な人との短い日常動画の共有に特徴があります。どのSNSが一番危険かを順位付けするより、「誰に・何を・どのように共有するサービスか」で比較する方が実用的です。
| 比較項目 | setlog | BeReal | TikTok | |
|---|---|---|---|---|
| 主な投稿 | 短い日常動画・Vlog | その瞬間の写真 | 写真・動画・ストーリーズなど | 短尺動画を中心とした投稿 |
| 投稿タイミング | 現在は時間制限なし | 1日1回ランダム通知が基本 | 任意 | 任意 |
| 共有の特徴 | 招待した友達との日常共有 | 友達、設定によって友達の友達 | フォロワー・公開範囲による | フォロー・おすすめ表示など |
| 年齢 | 13歳以上 | サービスの年齢条件を要確認 | 13〜17歳向けTeen Accountあり | 原則13歳以上 |
| 親が特に確認したい点 | 撮影背景・共有相手・生活情報の積み重ね | 公開範囲・背景・位置情報 | 公開範囲・DM・フォロワー | 公開範囲・接触・おすすめ表示 |
Instagramでは13〜17歳の新規アカウントを非公開のTeen Accountとして始める仕組みが用意されています。TikTokでも13〜15歳の新規アカウントは初期状態で非公開となり、保護者向けのFamily Pairingが提供されています。
(参照:About Instagram Teen Accounts|Instagram Help Center)
(参照:お子様のプライバシー設定|TikTok)
投稿形式の違い
TikTokやInstagramでは、不特定多数への発信やおすすめによるコンテンツ発見も大きな特徴です。
一方、BeRealやsetlogでは、身近な人との日常共有という側面が強くなります。
ただし、「公開範囲が狭いSNSなら安心」とは限りません。
公開型SNSでは「知らない人から見られること」が分かりやすいリスクになりますが、身近な人とのSNSでは、「知っている人だから何を見せてもよい」と考えやすいことが別の注意点になります。
共有相手の違い
SNSの安全を考えるとき、「公開」「非公開」だけを見るのでは不十分です。
重要なのは、実際に誰へ共有しているかです。
BeRealにも「My friends only」と、地域によって利用できる「My friends + their friends」という公開範囲があります。
(参照:Audience|BeReal Help Center)
setlogでも同じで、「友達向けだから安全」と判断するより、実際に誰が見られる状態なのかを確認することが重要です。
親が確認するポイントの違い
SNSごとに機能は違いますが、保護者が見るべき基本はそれほど変わりません。
- 誰に見えるか
- 何が映るか
- 知らない人とつながる可能性はあるか
- 嫌なことが起きたときに止めたり相談したりできるか
新しいSNSが出るたびに「このアプリは安全?」という答えだけを探すより、この4点を家庭の判断基準として持っておく方が、長期的には役立ちます。
setlogについてよくある質問
setlogの年齢、旧来の「1時間ごとに2秒」という仕様、位置情報、子どもの利用など、保護者が疑問に感じやすいポイントをまとめます。
- Q. setlogとは何ですか?
- 日常の短い動画を撮影し、友達と共有しながらVlogのように記録できるSNSです。以前は時間ごとの撮影が大きな特徴でしたが、2026年7月の公式アップデートで時間制限なしでログを共有できるようになりました。
- Q. setlogは今も「1時間ごとに2秒」のSNSですか?
- 現在は「1時間に1回しか投稿できない」という制限はありません。App Storeでは2026年7月18日に時間制限撤廃が案内されています。ただし、Google Playの商品説明には「毎時間」という旧来の表現も残っているため、細かな挙動は最新版アプリで確認してください。
- Q. setlogは何歳から使えますか?
- 公式は13歳以上を利用対象としています。13歳未満のユーザーについては、利用を意図的に認めない方針が示されています。
- Q. 小学生でも使えますか?
- 13歳未満であればsetlog公式の対象年齢を満たしません。13歳以上の場合も、年齢だけで判断せず、共有相手や個人情報の扱いについて家庭で確認してから利用することをおすすめします。
- Q. setlogで位置情報は自動的に友達へ公開されますか?
- 2026年8月時点で確認できる公式情報だけから、アプリ内の位置情報利用を一律に断定することはできません。端末側でsetlogに与えている位置情報などの権限を確認してください。GPSを共有していなくても、駅名や学校、建物など映像の背景から場所が推測される場合があります。
- Q. 制服を映しても大丈夫ですか?
- 制服だけで直ちに問題になるとは限りませんが、校章、名札、駅、校舎などの情報が組み合わさると、学校を推測しやすくなる場合があります。投稿前に背景まで確認することをおすすめします。
- Q. 友達だけで共有するなら安全ですか?
- 不特定多数への公開とはリスクの種類が異なりますが、安全が保証されるわけではありません。実際に誰が参加しているのか、何を共有しているのかを確認することが大切です。
- Q. 友達が映った動画をそのまま共有してもいいですか?
- 友達や家族など本人以外が映る場合は、共有してよいか確認することをおすすめします。自分が撮影した動画でも、映っている人のプライバシーは別に考える必要があります。
- Q. setlogの動画は削除できますか?
- 公式プライバシーポリシーでは、ユーザーによる削除やアカウント削除に応じて、写真・動画などを直ちに、または技術的に可能な範囲で遅滞なく削除すると説明しています。ただし、他の利用者が別の方法で保存した映像まで削除できることを意味するものではありません。
- Q. 子どもがsetlogを使いたいと言ったら、最初に何を確認すればよいですか?
- まず「誰と共有するか」「学校や自宅が分かるものを映さないか」「困ったとき誰に相談するか」の3点を一緒に確認してください。すべてを監視することより、子ども自身が判断できるルールを作ることが大切です。
setlogを調べていると、「危険なSNSなのか」「安全なSNSなのか」という一つの答えを求めたくなるかもしれません。
しかし、現在確認できる公式情報を見ると、setlog側も13歳以上という年齢条件を設け、エンドツーエンド暗号化や通報方針などの安全対策を示しています。一方で、制服、学校、自宅、友達など、実際の動画に何を映すかまではアプリ側だけでは判断できません。
(参照:Privacy Policy|New Chat Inc.)
(参照:Child Safety Standards Policy|setlog)
大切なのは、「このSNSは危険か」を覚えることではなく、「誰に見える?」「この動画から何が分かる?」「困ったらどうする?」を子ども自身が考えられるようになることです。
setlogのような新しいSNSが登場すると、保護者にとっては知らないものがまた一つ増えたように感じるかもしれません。
でも、「何それ?一緒に見てみよう」と画面を開くことは、親がすべてを管理することとは違います。子どもがこれから何度も出会う新しいサービスについて、自分で判断する力を育てる機会でもあります。
新しいSNSが出るたびに正解を覚える必要はありません。「誰に見えるか」「何が伝わるか」「困ったときどうするか」を家庭の共通言語にしておくことが、変化の速いSNSと付き合っていくための、もっとも実用的な備えです。

